なつぞら:“語り”内村光良はなつの父親だった! 劇中で判明「私は約束通り、今もお前と…」

NHK連続テレビ小説「なつぞら」で語りを担当している内村光良さん=NHK提供
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」で語りを担当している内村光良さん=NHK提供

 女優の広瀬すずさんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」で、語りを担当しているお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんの“正体”がヒロイン・なつ(広瀬さん、少女時代は粟野咲莉ちゃん)の父親だったことが分かった。10日放送の第9回で明かされた。

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 この日は、父親が最後に残した手紙を朗読するシーンがあり、その声が内村さんと同じであることから、語りの正体が亡くなってしまったなつの父親と判明。さらに、内村さんが父親として、「なつよ、私は約束通り、今もお前と一緒にいるよ」と一人称で語りかける場面もあった。なお、語りの正体についてファンの間では「なつの父親」説に加え、「牛」説もあり、静かな話題を集めていた。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男(藤木直人さん)に一人で引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹(草刈正雄さん)から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽(てんよう)から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

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