なつぞら:“天陽君”吉沢亮が登場 わずか3秒も「まぶしすぎる」「眼福」…

NHK連続テレビ小説「なつぞら」で山田天陽を演じている吉沢亮さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「なつぞら」で山田天陽を演じている吉沢亮さん (C)NHK

 女優の広瀬すずさんが主演を務める100作目のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「なつぞら」の第12回が13日に放送され、成長した山田天陽(てんよう)を演じる吉沢亮さんが登場した。

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 吉沢さん演じる天陽は、ヒロイン・なつ(広瀬さん)にとって憧れの存在。美術の才能はあるものの、進学せずに農業を手伝う。農作業の合間に、べニヤ板に描く絵は繊細にして大胆。躍動感あふれる馬の絵が得意で、アニメーターを目指すなつに絵心を教え、彼女の生涯に大きな影響を与える……という役どころだ。

 この日の終盤、物語は9年の月日を一気に進み、成長したなつが馬の上から「天陽君!」と呼びかけ手を振ると、その先には……という場面で吉沢さんが登場。顔が映ったのはわずか3秒程度だったが、「天陽の登場に目を奪われた朝」「天陽君の登場シーン、まぶしすぎる」「天陽君、美しく成長してるー、眼福!」「朝から亮君見られるとか幸せすぎ」「馬と共にくつろぐ吉沢亮で、もうキャパオーバー」といった声が視聴者から上がるなど、ちょっとした盛り上がりを見せた。

 「なつぞら」は節目となる100作目の朝ドラで、脚本家の大森寿美男さんのオリジナル作。広瀬さん演じるヒロインの奥原なつは1937年、東京生まれの設定。大空襲を生き延びるものの、両親を戦争で失う。兄・咲太郎(さいたろう)、妹・千遥(ちはる)と別れ、父の戦友だった柴田剛男に一人で引き取られ、北海道の十勝地方に移り住む。柴田家の家業である酪農を手伝う中、持ち前の明るさを取り戻し、北海道移民1世である剛男の義父・泰樹から、開拓者精神と共に人生で大切なことを学んでいく。

 高校卒業後は上京して、当時、「漫画映画」と呼ばれ、草創期を迎えていたアニメ業界に飛び込む。画家志望の友人・山田天陽から、手ほどきを受けたデッサンの腕前を生かし、自然の中での生活で磨かれたみずみずしい感性を発揮していく……というストーリーが展開する。全156回を予定。

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