インテルが、2020年の東京オリンピックに先駆けて行うeスポーツのトーナメント大会「Intel World Open」で、競技種目として、カプコンの「ストリートファイターV」、Psyonixの「ロケットリーグ」が選定された。9月12日から開催中の国内最大のゲーム展示会「東京ゲームショウ2019」のカプコンブースで詳細が発表された。
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「Intel World Open」は、2018年の平昌冬季オリンピックに先駆けて初めて行われたeスポーツイベント「Intel Extreme Masters 平昌大会」を発展させたもので、2020年2月から予選がスタートする。発表会に出席したインテルの鈴木国正社長は、「予選から誰でも参加できる形をとる」とプロ・アマ問わず参加できると説明。続けて同大会で「ストリートファイターV」を選定した理由を「日本でeスポーツの裾野を広げるために、これしかないと考えた。同じ目的を持ってタッグを組んだ」と話した。
発表会には、「ストリートファイター」シリーズの統括プロデューサーの小野義徳さんも登場。小野さんは今回の大会について「エキサイティングな企画」といい、「『ストリートファイターV』を選定していただいて光栄に思っております」と語ていたった。
「Intel World Open」の「ストリートファイターV」の大会は、2020年2月から予選がスタートする。選抜の12カ国、世界8地域、日本とオンライン予選が三つの枠に分かれており、それぞれの予選を勝ち抜いたチームが2020年7月にZepp ダイバーシティ東京で行われる決勝で戦う。対戦形式は、3対3のチームバトルとなる。大会賞金は総額25万ドル。
発表会では、大塚食品がeスポーツの大会「ストリートファイターリーグ」のスポンサーとなることも発表された。eスポーツのプレーヤーのアイデアやアドバイスを基に生まれたという新商品のドリンク「e3」を発表。商品のイメージキャラクターを務めるプロゲーマーのときどさんも登場した。
東京ゲームショウは、毎秋開催される世界的なゲーム展示会で、今年は家庭用ゲームやスマホゲーム、eスポーツ関連企業が国内外から650社以上が出展、1300タイトル以上が展示されている。会期中は、タレントや声優らが出演するステージイベント、コスプレなどでにぎわう。12、13日は関係者向けのビジネスデーで、14、15日の週末は一般公開日となる。入場券は一般(中学生以上)2000円、小学生以下は無料。
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