幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催されたポップカルチャーの祭典「東京コミコン2019」で11月24日、コスプレコンテスト「TOKYO COMIC CON COSPLAY CHAMPIONSHIP 2019」が行われた。大賞である「東京コミコン賞」には、米マーベルコミックのヒーロー・アイアンマンに扮(ふん)した沖縄代表のチーム「THE 沖縄 アイアンマン」が選ばれた。
アイアンマンのコスプレーヤーは、“バッテリー”の役割という男性を従えて登場。コスプレは、顔部分が開閉したり、ボディーが発光するなど、ギミックを搭載。ステージでギミックを披露すると、歓声が上がった。
同イベントは、「真の東京コミコンコスプレイヤーを競い合う」というコンテストで、約200組の応募の中から選ばれた18組のコスプレーヤーが参加。「ハリーポッター」「パイレーツ・オブ・カリビアン」「スター・ウォーズ」などのコスプレを披露した。「東京コミコン2019」のアンバサダーを務める俳優の浅野忠信さんが審査委員長を務めた。
「コミコン」は、米サンディエゴで毎年7月上旬に開催されているアメコミやゲーム、ハリウッド映画などポップカルチャーの祭典で、現在ではフランス、イギリス、台湾など世界各地でも開催されている。「東京コミコン」は、アメコミ界の巨匠の故・スタン・リーさんやアップル共同創業者のスティーブ・ウォズニアックさんのプロデュースの「シリコンバレーコミコン」と提携して、2016年に初めて開催され、今回は4回目。