スーパー戦隊:新作は5分の4が“ロボ”の斬新設定 歴代戦隊ヒーロー&ロボがモチーフ「機界戦隊ゼンカイジャー」

2021年3月7日にスタートするスーパー戦隊シリーズ第45作「機界戦隊ゼンカイジャー」 スーパーヒーロープロジェクト(C)テレビ朝日・東映 AG・東映
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2021年3月7日にスタートするスーパー戦隊シリーズ第45作「機界戦隊ゼンカイジャー」 スーパーヒーロープロジェクト(C)テレビ朝日・東映 AG・東映

 スーパー戦隊シリーズ第45作のタイトルが「機界(きかい)戦隊ゼンカイジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)に決まり、2021年3月7日にスタートすることが12月21日、明らかになった。主人公となる戦隊は5人で構成され、1人の人間と4人の機械生命体(=ロボット)の組み合わせという、これまでにない斬新な設定となる。また、4人のロボヒーローたちは人間サイズの敵には等身大で挑み、巨大な敵には乗り物に乗らず巨大ロボ化して戦うという。

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 戦隊のビジュアルは、5人それぞれ異なる歴代のスーパー戦隊シリーズに登場したヒーローやロボットがモチーフとなる。最初にこの世界を悪から守るため立ち上がるヒーロー・ゼンカイザーは、「秘密戦隊ゴレンジャー」(1975~77年)のアカレンジャーがモチーフ。ゼンカイザーと共に戦う4人のロボヒーローのうち、ゼンカイジュランは「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(1992~93年)に登場した大獣神、ゼンカイガオーンは「百獣戦隊ガオレンジャー」(2001~02年)の精霊の王・ガオキング、ゼンカイマジーヌは「魔法戦隊マジレンジャー」(2005~06年)の魔神の王・マジキング、ゼンカイブルーンは「轟轟戦隊ボウケンジャー」(2006~07年)の巨大ロボ・ダイボウケンをベースにしている。

 物語は、この世に数多く存在する“並行世界”をすべて消し去ってしまおうとする敵に“全力全開”で立ち向かっていくヒーローたちの活躍を描いていく。また劇中には、地上戦における変身や攻撃などに加え、巨大戦でも使用する「ギアトリンガー」、「ギアトリンガー」と合わせて効果を発揮する、スーパー戦隊の力を凝縮した「センタイギア」といった重要なアイテムも登場する。

 2021年3月7日のテレビシリーズスタートに先駆け、劇場版「機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE」が、「魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE」「騎士竜戦隊リュウソウジャー THE MOVIE」との3本立てで、「スーパー戦隊MOVIEレンジャー2021」と題して同年2月20日に公開。キャストや声優などの情報は同年1月15日に制作発表記者会見で明らかにされる。

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