松下洸平:劇場版アニメ「DEEMO」で声優初挑戦 天才ピアニスト役 渡辺直美、山寺宏一も

「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-」で声優を務める(左から)松下洸平さん、渡辺直美さん、濱田岳さん、イッセー尾形さん、山寺宏一さん(C)2021 Rayark Inc./「DEEMO THE MOVIE」製作委員会
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「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-」で声優を務める(左から)松下洸平さん、渡辺直美さん、濱田岳さん、イッセー尾形さん、山寺宏一さん(C)2021 Rayark Inc./「DEEMO THE MOVIE」製作委員会

 俳優の松下洸平さんが、スマートフォン用音楽ゲーム「DEEMO」が原作の劇場版アニメ「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、 今も響く-」に声優として出演することが10月21日、分かった。松下さんが声優に挑戦するのは初めてで、両親を失い、幼い妹と共に叔母の世話になっている天才ピアニスト・ハンスを演じる。劇場版アニメが2022年2月25日に公開されることも発表された。

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 松下さんは「人生初アフレコだったのでものすごく緊張したんですが、細かく指示があってやりやすかったです。勉強になりました。この作品は音楽と映画とゲームの要素が詰まった素晴らしいエンターテインメント映画になると思います。これをきっかけにアニメの世界だけじゃなく音楽の世界にも飛び込んでみようかなと思えるようないろいろな可能性を秘めた作品になっていると思います」とコメントを寄せている。

 声優として濱田岳さん、渡辺直美さん、イッセー尾形さん、山寺宏一さんが出演することも分かった。濱田さんは主人公・アリスが空から落ちてくる不思議な城にいる猫のぬいぐるみ・ミライ、渡辺さんは人形の匂い袋、イッセー尾形さんは人形のくるみ割り、山寺さんはピアノ教師のバレンスキー教授をそれぞれ演じる。

 濱田さんは、演じるミライについて「可愛いビジュアルですが、口が悪くてほかのキャラクターにツッコミを入れるキャラクターなので、自分に“大事な役だぞ”と課して臨みました」とコメント。「皆さんの声が入っている状態でアフレコをさせていただいたのでぜいたくな環境でした。皆さんの声で緊張をほどいてもらい、アリスのように背中を押していただけました。日本のプロフェッショナルたちが集まって作った作品です。僕なりのミライを一生懸命やりました。楽しんでいただけたらうれしいです」と話している。

 渡辺さんは「匂い袋のキャラクターを落とし込むのに時間がかかりました。今までやったことのないキャラ。彼女の一言一言で話がひもとかれていくような。緊張して声が上ずったりもしちゃったけど優しい声でいきたいと思って、あんばいが難しかったです。最近は現実世界が大変すぎていろいろ考えながら見ちゃうけど、DEEMOに関してはどっぷり入れる。音ゲーをやってない人も、DEEMOを知らなかった人にも見てほしい。大人になって忘れてしまった感情を思い出すような作品です」とコメント。

 イッセー尾形さんは「心の話かなと思います。心の中をのぞく、一回立ち止まって、自分と会話する、それができちゃう映画なのでは。新しいDEEMOが生まれます! これがDEEMOだ! 映画館で心と対話する時間を大切にしてください」と話している。

 「DEEMO」は、全世界累計2800万ダウンロードを突破したスマートフォン用音楽ゲーム。アニメは、城で独りピアノを奏でる謎の存在のDeemo、空から舞い降りた記憶を失った少女、城の不思議な住人、ピアノの音色で成長する木の優しく、はかなく切ない愛の物語を描く。

 「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」「BLOOD+」などの藤咲淳一さんが総監督を務め、「ひるね姫 ~知らないワタシの物語~」などのシグナルMDが制作。Production I.Gが制作をサポートする。梶浦由記さんが主題歌、イメージソングを手がける。竹達彩奈さんが主人公・アリスを演じ、声優として佐倉綾音さん、鬼頭明里さんが出演する。

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