綾瀬はるか:“月9”初主演で初の弁護士役 「このミス」大賞作「元彼の遺言状」実写化で

4月期の連続ドラマ「元彼の遺言状」で主演を務める綾瀬はるかさん=フジテレビ提供
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4月期の連続ドラマ「元彼の遺言状」で主演を務める綾瀬はるかさん=フジテレビ提供

 女優の綾瀬はるかさんが、2022年4月期にフジテレビ系“月9”枠(月曜午後9時)で放送される連続ドラマ「元彼の遺言状」で主演を務めることが1月17日に発表された。綾瀬さんが“月9”枠で主演を務めるのは初めて。容姿端麗でスタイル抜群、我が道を突き進む敏腕弁護士・剣持麗子(けんもち・れいこ)を演じる。綾瀬さんが弁護士役を演じるのも初めてとなる。

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 ドラマは、昨年の第19回「このミステリーがすごい!」大賞で475作品の中から大賞を受賞した新川帆立(しんかわ・ほたて)さんの同名小説(宝島社)が原作。主人公の麗子が、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言を残して亡くなった元カレの巨額の遺産を狙うミステリー作だ。著者の新川さんは東京大学法学部卒の弁護士(受賞当時)で、法律を熟知しているからこその緻密に練られたシナリオが魅力だという。

 主演の綾瀬さんは「初の弁護士役ですが、私が演じさせていただく剣持麗子は、クライアントを守ることにもその見返りにも貪欲で、全力疾走している感じです。勝つためにはどんな手も使い突き進む型破りなキャラクターの麗子と痛快な物語に毎週スカッとする、視聴者の皆様の明日の活力になるような作品にしたいです。ぜひ楽しみにしていてください」とコメントしている。

 原作の新川さんは「綾瀬さんは主人公のイメージにぴったりです。どのような演技を見せてくれるか楽しみにしています」とコメント。演出を担当する鈴木雅之さんは「目標はクラシックミステリーといいますか、古き良きミステリーの世界を照れずに堂々と作ろうと思っています。原作も昔のミステリーの雰囲気が漂った作品ですし、ミステリーは世界観が重要です。物語は、いかにもミステリーという軽井沢の洋館から始まります。オリジナルストーリーも描きますし、何より、綾瀬さん演じる麗子をはじめ登場人物のキャラクターを、いかに魅力的に、印象的に作っていくかが大事だと思っています」と語っている。

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