カムカムエヴリバディ:おいでやす小田が朝ドラデビューへ 「京都編」の新キャラが一足早く?

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演するおいでやす小田さん=NHK提供
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連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」に出演するおいでやす小田さん=NHK提供

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)。1月24日から始まる第13週「1964-1965」では、お笑いタレントのおいでやす小田さんが、酒屋のおじさん・森岡新平役で登場する。

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 ◇商店街の酒店店主役 CPは「キレの良さ」期待

 小田さんは朝ドラ初出演で、演じる森岡新平は、あかね通り商店街の森岡酒店の店主。川栄さんが三代目ヒロイン・ひなたに扮(ふん)する「京都編」からの新キャラクターとされていたが、一足早い登場となりそうだ。

 「カムカムエヴリバディ」の制作統括・堀之内礼二郎チーフプロデューサー(CP)は、小田さんの起用理由を「観光都市の京都ではなく、下町としての京都を描きたい。おいでやす小田さんは京都で生まれ育った方で、地の良さがあるので、お願いしました」と明かした上で、本人には「キレの良さ」を期待。

 「酒屋さんもキレの良い店という売りで、(小田さんは)声もいいので」とも語っていた。

 小田さん自身は出演発表の際、「信じられません。1年前、こんなことになるなんて誰が予想できたでしょう。まるで全く別の世界線、パラレルワールドに来てしまったようです」と驚き、「全力で周りの方々にできるだけ迷惑かけることなく一生懸命、お芝居に取り組ませていただきます。皆さん、温かい目で見守ってください。ドキドキしてます!」とコメントを寄せていた。

 ◇第13週「1964-1965」あらすじ 予告編で「えらいこっちゃ」

 第13週では、るい(深津さん)は、大阪に帰ってきた錠一郎(オダギリジョーさん)の口から信じられないような言葉を聞き、大きなショックを受ける。そんなるいを、クリーニング店の平助(村田雄浩さん)と和子(濱田マリさん)夫妻が気遣う。東京から来た社長令嬢の笹川奈々(佐々木希さん)と一緒に歩く錠一郎の姿を見かけたトミー(早乙女太一さん)は、錠一郎を問い詰める。

 トミーを介して、錠一郎の身に何が起きたのか、真実を知ったるいは、錠一郎の元へと駆けつけるが……とストーリーが展開する。予告編には、森岡新平(小田さん)が一瞬だけ登場。「えらいこっちゃ」というせりふもある。

 朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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