愛知県名古屋市で開催中の世界最大級のコスプレの祭典「世界コスプレサミット(WCS)2023」で、コスプレの世界一を決める「ワールドコスプレチャンピオンシップ 2023」の決勝大会が8月5日、愛知芸術文化センター(名古屋市東区)で行われ、タイ代表が登場した。タイ代表は「ONE PIECE(ワンピース)」の“ニカルフィ”とも呼ばれるギア5のルフィ、カイドウに扮(ふん)して登場し、バトルシーンを再現した。
ステージでは、ルフィが全身が白に染まった“ニカルフィ”に進化。小道具を使ってルフィの膨張した腕を再現し、業火拳銃(レッドロック)、猿神銃(バジュラングガン)といった大技をカイドウに繰り出した。ステージのモニターには「ドーン!!」「ドドン!!」といった描き文字が映し出され、臨場感あるバトルを表現した。
WCSは、2003年にスタートしたコスプレの祭典。チャンピオンシップは、日本のアニメ、マンガ、ゲーム、特撮のキャラクターに扮(ふん)した世界各国の代表コスプレーヤーが2人1組のチームで出場し、コスプレの完成度やパフォーマンスなどを競うコンテストで、2005年から行われている。日本は2009年と2012年に世界一に輝いている。
今年は、予選大会を勝ち抜いた33の国と地域のチームが決勝大会に出場。エジプトが初出場した。イギリス代表が初となる優勝を勝ち取り、2位はラトビア代表、3位はメキシコ代表だった。