ドラえもん:ジャイアンが成人? 声優の木村昴、20歳のイケメンに 記念ストーリー放送

20歳バースデーを祝福する特製ケーキを贈られたジャイアン役の木村昴さん=テレビ朝日提供(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
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20歳バースデーを祝福する特製ケーキを贈られたジャイアン役の木村昴さん=テレビ朝日提供(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

 アニメ「ドラえもん」(テレビ朝日系)でジャイアンこと剛田武役の声優、木村昴さんが29日に20歳の誕生日を迎える。ジャイアンの誕生日も6月15日と近いことから、ジャイアンの誕生日のエピソード「ジャイアンが1000人!?」を25日午後7時からの「ドラえもん 世にもフシギななぞなぞスペシャル」で放送する。スタッフから「ドラえもん」のキャラクターが描かれた特製ケーキで祝福された木村さんは「もう20歳なので、一人の大人として自分に責任を持てるようになりたい。お世話になった方々とぜひお酒を飲みにいきたいなと思っています。参院選も投票に行きますよ!」と意気込みを語っている。

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 「ジャイアンが1000人!?」は、ジャイアンが自身の誕生日に“スペシャルバースデーコンサート”を開くと言い出したため、のび太はドラえもんに泣きついて「ひみつ道具」を出してもらって、ジャイアンに歌わせないようにするが、町には何人ものジャイアンがウロウロしていた。のび太とドラえもんが後をつけていくと、ジャイアンたちは裏山に隠したUFOの中に消えていった。その後、ジャイアンは自分のコピーを増やして“ジャイアン1000人コンサート”を開くつもりでいることが分かり、のび太たちは恐ろしいコンサートを中止させようとする……というストーリー。

 木村さんは05年4月、14歳の中学2年の時にオーディションでジャイアン役に抜てきされた。現在は東京都内の大学に通いながら、声優業をこなし、小劇団「天才劇団バカバッカ」を主宰している。デビュー時は178センチだった身長も183センチとなり、顔立ちもシャープなイケメンに成長した。

 木村さんは「6年間の中で、いちばんつらかったアフレコでした! 1000人のジャイアンを表現するために、同じ言葉を少しずつ変えて何度も何度も言わなくてはならなくて。汗との闘いで、フラフラになってしまいました。1000人のジャイアンによるリサイタルなんて二度と見ることができない。圧巻ですよ!!」とアピール。また、「ジャイアンはあこがれの男。照れくさくて素直に『ありがとう』が言えなかったりするけど、奥ではしっかりいろんなことを考えている繊細な男。ジャイアンみたいな男になりたい」と役への思いを語っている。

 「ドラえもん 世にもフシギななぞなぞスペシャル」は、子どもたちが大好きな「なぞなぞ」をモチーフに送る1時間スペシャル。“なぞ”をキーワードに、「ジャイアンが1000人!?」と、のび太たちが“なぞ”の砲弾に襲われる「スネ夫の無敵砲台」の2本立てで、ストーリーにまつわる“なぞなぞ”も出題し、サッカー日本代表の中村俊輔選手と田中マルクス闘莉王選手がそれぞれドラえもんの絵を描いたサッカーボールが当たるプレゼント企画も実施する。(毎日新聞デジタル)

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