借りぐらしのアリエッティ:「100億円超え確実」のスタート 公開3日で100万人超

劇場版アニメ「借りぐらしのアリエッティ」。(C)2010 GNDHDDTW
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劇場版アニメ「借りぐらしのアリエッティ」。(C)2010 GNDHDDTW

 スタジオジブリの新作「借りぐらしのアリエッティ」が17日、全国447スクリーンで封切られ、17~19日の3日間の興行成績は観客動員が103万8138人で、興行収入が約13億5000万円だったことが20日、明らかになった。08年7月に公開され、最終興行収入155億円だったスタジオジブリの前作「崖の上のポニョ」(宮崎駿監督)と比較すると動員数で82.9%、興収で85.6%の数字となり、配給元の東宝では「100億円超えが確実」としている。

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 宮崎さんが企画し、脚本も手がけた「借りぐらしのアリエッティ」は、メアリー・ノートンさんが書いた英国の児童文学「床下の小人たち」が原作。郊外の荒れた庭のある広大な古い屋敷の床下に、もうすぐ14歳になる小人の少女・アリエッティ(声・志田未来さん)は、両親と3人でひっそりと暮らしていた。一家は、屋敷の床上に住む2人の老婦人に気づかれないように、自分たちの暮らしに必要なものを、必要な分だけ借りて暮らしていた。ある夏の日、その屋敷に12歳の少年・翔(声・神木隆之介さん)が病気療養のためにやって来た。人間に見られたら引っ越さないといけないというのが床下の小人たちのおきてだったが、アリエッティは翔に姿を見られてしまう……という物語。全国東宝系で公開中。(毎日新聞デジタル)

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