化物語:BD初週5万枚突破 テレビアニメ作品最高記録を更新

アニメ「化物語」の6巻「つばさキャット下」のジャケット(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト
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アニメ「化物語」の6巻「つばさキャット下」のジャケット(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

 4日発表されたオリコン週間ブルーレイディスク(BD)ランキング(9日付)によると、テレビアニメ「化物語」の最終6巻「つばさキャット 下」が約5万1000枚を売り上げ、初登場首位を獲得した。テレビアニメBDの初週売り上げでは、第4巻「なでこスネイク」(10年1月)の約4万8000枚を抜き、自身の記録を更新。全6巻累計の販売数は約32万5000枚となった。

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 「化物語」は、「戯言」シリーズや、アニメも放送中の「刀語」などで人気の西尾維新さんの小説が原作。平凡な高校生の阿良々木暦(あららぎ・こよみ)を主人公に、怪異にかかわってしまった少女たちの五つの物語を描いている。「つばさキャット」は、暦の同級生で学園一の才女・羽川翼が、ネコに魅入られた……というストーリー。6巻はネットで期間限定配信された14と15話を収録している。

 「化物語」のBD初週売り上げは、1巻「ひたぎクラブ」(09年9月発売)が約2万9000枚、2巻「まよいマイマイ」(同10月)が約3万9000枚、3巻「するがモンキー」(同11月)の約4万1000枚と回を重ねるごとに売り上げを伸ばし、5巻「つばさキャット 上」(2月)では約4万6000枚と初めて前巻を下回ったが、最終巻で巻き返し同作最高の数字をたたき出した。(毎日新聞デジタル)

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