オタ芸:「らき☆すた」の聖地で盛り上げ役が“主役”に 久喜市の土師祭「WOTAKOIソーラン」

上海万博にも登場した土師祭で担がれる「らき☆すた神輿」
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上海万博にも登場した土師祭で担がれる「らき☆すた神輿」

 アニメ「らき☆すた」を使った町おこしの先駆けとして知られる埼玉県久喜市(旧・鷲宮町)で、9月5日に開催される秋祭り「土師祭(はじさい)」(土師祭輿会、鷲宮商工会、埼玉新聞社主催)で、アイドルなどを応援するパフォーマンスで独特な動きや掛け声をする「オタ芸」をメーンにしたイベント「WOTAKOIソーラン祭り」を開催することがこのほど明らかになった。開催時間は午後4時~6時半の予定。

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 「オタ芸」は、ステージで歌うアイドルに合わせて、熱烈なファンたちが集団となって同じ振り付けとかけ声で応援したのが原点。アップテンポの曲に合わせて腕や頭を素早く振り回すなどの激しい動きで、応援される側と応援するファンが一体となって踊り、かけ声をかけるのが特徴だ。

 「WOTAKOIソーラン祭り」は、土師祭の一環として行われ、メーンの舞台とは別に、オタ芸を披露する人たちのために特別ステージを用意する。東京・秋葉原のライブ&バー「ディアステージ」の協力を得て実現した。主催の鷲宮商工会は「実質的なメーンは、オタ芸を披露する人たちだと考えている。その激しい踊りを見て、魅力を感じてほしい」と話している。

 土師祭では08年から、アニメ「らき☆すた」のキャラクターをあしらった「らき☆すた神輿」が出て話題となった。今年からは、コスプレ会場も用意してコスプレ祭りも行うという。(毎日新聞デジタル)

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