人気アニメの劇場版2部作の完結編「マクロスF(フロンティア) 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」(河森正治監督)の11年2月公開を前に、第2弾のキービジュアルと予告編が25日、上映予定の映画館などで公開された。第2弾キービジュアルでは「歌は祈命(いのち)」とキャッチコピーがつき、予告編では劇中のヒロイン・シェリルとランカが歌う「サヨナラノツバサ」が初披露されている。27日から公式サイトで予告編動画を公開する。
ウナギノボリ
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「マクロスF」は、08年4~9月にMBS・TBS系で放送されたテレビアニメ。西暦2059年の宇宙を舞台に、長距離移民船団「マクロス・フロンティア」に謎の宇宙生物「バジュラ」が襲来。可変戦闘機「バルキリー」のパイロットの早乙女アルトやトップスターのシェリル・ノーム、駆け出しアイドルのランカ・リーが、バジュラとの戦いに巻き込まれていく……というストーリー。09年11月に公開された前編「虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」では、テレビ版を基に新作カット約7割を加え、新たにストーリーを再構成した。
新作の予告編では、主人公アルトが可変戦闘機「VF−25」で敵陣に突撃するシーンやウエディングドレスが映し出される場面など意味深な内容で、河森監督は「今までマクロスシリーズでやってきたすべてのエッセンスを入れつつ、さらなる進化を遂げているので、決戦ライブのファイナルステージと三角関係の結末はスクリーンでご覧いただければ」としている。
完結編は、前編のラストから約3カ月後が舞台。バジュラ襲来による混乱後の復興や、もう1人のヒロイン・ランカの“魔法少女”をイメージした宇宙ステージ、最終決戦へ向けシェリルとの決死の“戦場ライブ”などが描かれるという。河森監督は「(第1弾のキービジュアル公開のときのキャッチコピー)“歌は魔法”というのは、マクロスシリーズをやってきて痛感したこと。歌には心の深いところの扉を開く力があるということが確信できた」と話している。
後編の基本コンセプトについて、河森監督は「(テレビ版がスタートした段階で)マクロスFでは学園生活が描かれており、“放課後に別れたら、明日はもう会えないかもしれない”という日常。それが新曲の『放課後オーバーフロウ』で一つの形になった」とコメントしている。11年2月26日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)
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