侵略!イカ娘:アニメ“生写真”サービスが人気 高品質印画紙でアイドル顔負け?

「売切御免! 海の家れもん非公認?イカ娘生写真直売所」のサイト
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「売切御免! 海の家れもん非公認?イカ娘生写真直売所」のサイト

 「ネット流行語大賞2010」にもランクインしたアニメ「侵略!イカ娘」の名場面の写真を販売する“生写真”サイト「売切御免! 海の家れもん非公認?イカ娘生写真直売所」(http://shop.picturei.jp/ika/)が人気を集めている。運営する富士フイルムによると、アイドルやタレントなどの同様のサービスに引けを取らない売り上げだという。

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 「侵略!イカ娘」は、安部真弘さんが「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載中のマンガが原作。海を汚す人類を侵略するため海からやって来て、会話の語尾になぜか「~ゲソ」「~イカ」と付ける青い髪の少女が、海の家「れもん」を壊してしまい、修理代を稼ぐために働く……というコメディー。インターネット上で流行した言葉を選ぶ「ネット流行語大賞2010」で、「~イカ? ~ゲソ」が銅賞に選ばれている。

 同サイトは、イカ娘を「大好き」と言って追いかけ回す少女・早苗が、“隠し撮り”をしたという設定で、美術館の収蔵用や写真展などに使われる高品質の印画紙でプリント。光沢感や透明感がセル画を思わせるような仕上がりで、これまでも他のアニメなどで、大判写真を特典付き1万円前後で販売していたが、今回はKGサイズ(ポストカード程度)で1枚300円、4枚1000円の価格に設定し、売り上げが伸びたという。

 生写真サイトは、アニメ放送時の10月12日からサービスを始め、各話ごとに毎週約15枚のカットをアップした。これまでの1番人気は、第1話「最強じゃなイカ?」のイカ娘の泣き顔だという。アニメは12月20日の放送で終了したが、定期的に新写真を投入する予定。また他のアニメでの展開も検討しているという。(毎日新聞デジタル)

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