AKB48:小嶋陽菜“妊娠発覚”に「何だこれ!」 メンバー総出演ドラマ「桜からの手紙」

小嶋陽菜さんが出演するドラマ「桜からの手紙」の1シーン=日本テレビ提供
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小嶋陽菜さんが出演するドラマ「桜からの手紙」の1シーン=日本テレビ提供

 人気アイドルグループ「AKB48」の小嶋陽菜さんがこのほど、メンバーが総出演する9夜連続ドラマ「桜からの手紙~AKB48 それぞれの卒業物語~」(日本テレビ系)の収録の合間を縫って会見。小嶋さんは妊娠が発覚する女子生徒役に挑むことを明らかにしたうえで「最初に読んだ台本には何も書いてなくて、衣装合わせのときに『小嶋妊娠』って書いてあって、『エエッ何だこれ!』って思って、私が妊娠の役をやるのかって、すごくびっくりしました」と仰天ぶりを告白。「いろんなメンバーの話が同時に進んでいくのと、私自身もAKBにいたら絶対ありえない妊娠というテーマに挑戦しているので、ぜひ見ていただきたいなって思います」とアピールしていた。

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 メンバーそれぞれが本人役で「卒業」をテーマに多感な少女を演じる同ドラマ。上川隆也さん演じる担任教師・前田の突然の余命宣告をきっかけに、メンバーたちがそれぞれの人生を見つめ直す1話完結のストーリー。小嶋さんのほか、大島優子さん、前田敦子さんら「メディア選抜」がメーンキャストを務める。大島さんはラクロス部のキャプテンで医学部進学を目指す優等生、前田さんは担任・前田の娘役を、篠田麻里子さんはクラスの副担任を演じる。秋元康さんが企画・原案を手がけ、「佐賀のがばいばあちゃん」などを手がけた旺季志ずかさんが脚本を担当し、多感な少女たちの青春を描き出す。

 妊娠が発覚する女子生徒という難しい役どころに挑戦する小嶋さん。「もちろん妊娠したことはないので、やっぱり難しいし、分からないこともいっぱいある。妊娠する役をやらせていただくということは、命の大切さとかを見ている方に伝えなくてはいけないと思うんですよね。だから大変な役をいただいたなと思います」と気を引き締める。妊娠、結婚などへのあこがれについては「いつかはしたい。子ども好きなので。でも自分が育てるとか、あんまり考えたことないですね」とまだ実感は薄いようだ。

 収録現場については「みんなで一緒にいると、緊張しないでリラックスしてできますね。でも、メンバーの演技を見るのは不思議。いつも一緒にいる子が、全然違うしゃべり方をしていたり、自分より後輩に当たる子たちに『陽菜』って(呼び捨てで)呼ばれたりするのが、すごく新鮮」と笑顔を見せる小嶋さん。卒業式の思い出を聞かれると「中学の卒業式で、人気のある先輩に『何かください』って言ったら、上履きをもらって……(苦笑)。いらなかったですね……(一同笑い)」と苦い?エピソードを明かしていた。

 撮影は当然ながら制服姿。小嶋さんは「普通の制服を着るのがちょっと恥ずかしくなってきました。最近のAKBは、制服っぽいけどスタイリッシュな衣装が多かったので、こういう本当に制服っていう制服を着る機会が減ってる。ちょっと大丈夫かなって思いましたね。私とか(秋元)才加とかは、怪しいかな」と苦笑しつつ、「(大島)優子とかは全然まだ学生に見えるし、麻里(篠田麻里子さん)ちゃんは、先生の役でずるいって思いましたね」と明かしていた。

 ドラマは26日から3月6日までの9日間連続で全17話を放送。小嶋さんは第3話と第13話でメーンキャストとなる。主題歌は新曲「桜の木になろう」で、AKB48のさまざまな楽曲も劇中の挿入歌として採用される。各話約10分の短編だが、26日放送の第1話は30分、最終話となる3月6日放送の第17話は60分に延長される。(毎日新聞デジタル)

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