ゲーム質問状:「ぎゃる☆がん」 ツッコミどころ満載のバカゲー TGSがターニングポイント

Xbox360「ぎゃる☆がん」(アルケミスト)
1 / 1
Xbox360「ぎゃる☆がん」(アルケミスト)

 ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は、迫りくる女の子を眼力(フェロモンショット)で“昇天”させる異色のシューティング「ぎゃる☆がん」です。アルケミストの中川滋プロデューサーに作品の魅力を聞きました。

ウナギノボリ

 −−ゲームの特徴と、セールスポイントは?

 ぎゃる☆がんは、可愛い女の子を撃って楽しむ3D眼(ガン)シューティングゲームです。見習い天使の失敗により、一日限定で超モテ男になってしまった主人公に言い寄ってくる学校中の女の子、その数は全部で66人! その大群を眼力(フェロモンショット)でメロメロにしつつ、意中のヒロインを目指す、というツッコミどころ満載のバカゲーです。ただ、シューティングパートはかなりしっかり作ってあるので、ただのネタゲーの気持ちでご購入された方はとても驚いていらっしゃいます(笑い)。

 −−開発決定の経緯は?

 とあるご縁で、今回の開発を担ったインティ・クリエイツからお持ち込みいただいたのがきっかけです。社内コンペを勝ち抜いたアイデアを具現化したものとうかがっております。シューティングパートがしっかり作られているのも、彼らの経歴を見れば納得かと思います。弊社は、このブっ飛んだゲーム内容をどうやって世に認知させるか、その一点に集中してお手伝いしております。普通のゲームメーカーさんなら尻込みするところをハッチャケてやらせていただきました!

 −−今だから笑って明かせるけれど、開発当時は大変だったエピソードをお願いします。

 最初に見せていただいた試作版では、女の子が撃たれた時のリアクションがものすごく痛そうで「これは発売無理!」と思ってました(笑い)。また、東京ゲームショウ(TGS)2010出展が重要なターニングポイントになりました。多くのプレー感想を拾い上げ、その後2カ月でゲーム内容のほとんどを作り直してクオリティーを底上げしてきたインティ・クリエイツの情熱に感服しました。執念と言ってもいいかもです(笑い)。

 −−ファンへ一言お願いします。

 女の子の可愛らしい肢体・リアクション・ボイスを一生分堪能できるゲームです。未プレーの方は「Xbox Live」で配信中の体験版をお試しください。あまり難しいことを考えずに気軽にプレーしてほしいと思います。ちなみにダウンロードコンテンツでは先日配信された「煉獄の七姉妹」衣装がオススメです!

 最後に、現在もろもろの細部修正をするパッチの制作を進めております。コードネームは「3P」。配信前には詳細をご説明させていただきます。

 アルケミスト プロデューサー 中川滋

ゲーム 最新記事