妖魔夜行:90年代に人気を博したシリーズが10年ぶりに新刊

山本弘さんのライトノベル「妖魔夜行 闇への第一歩」(角川スニーカー文庫)
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山本弘さんのライトノベル「妖魔夜行 闇への第一歩」(角川スニーカー文庫)

 作家の山本弘さんらが手がけるライトノベル「妖魔夜行」シリーズの新作「妖魔夜行 闇への第一歩」(角川スニーカー文庫)が10月1日に発売される。同シリーズの新作が発表されるのは、01年発売の「妖魔夜行 幻の巻」以来10年ぶり。

ウナギノボリ

 「妖魔夜行」シリーズは、テーブルトークRPG「ガープス」の世界観を背景としたライトノベル。91年に雑誌「コンプRPG」(角川書店、現在は休刊)でスタートし、累計発行部数は70万部を誇る。妖怪たちが集うバー「うさぎの穴」に出入りする妖怪が事件を解決していく……というストーリーを基本に、山本さん以外にも友野詳さんや水野良さんら複数の作者がさまざまな世界を描いている。

 新作「闇への第一歩」は、山本さんの書き下ろしで、イラストはライトノベル「心霊探偵八雲」シリーズ(角川書店)の鈴木康士さんが手がける。(毎日新聞デジタル)

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