川原礫:「アクセル・ワールド」「ソードアート・オンライン」 アニメ化決定 異例の2作品同時

アニメ化が決まったライトノベル「アクセル・ワールド」(左)と「ソードアート・オンライン」
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アニメ化が決まったライトノベル「アクセル・ワールド」(左)と「ソードアート・オンライン」

 川原礫(かわはら・れき)さんの人気ライトノベル「アクセル・ワールド」と「ソードアート・オンライン」の2作品がアニメ化されることが、2日に東京・秋葉原で開かれたイベント「電撃文庫 秋の祭典2011」で明らかになった。同じ作者の作品が2作並行でアニメ化されるのは異例。作品の公開形態や時期などは随時発表する。

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 「アクセル・ワールド」(HIMAさんイラスト)は、いじめられっ子の男子中学生が、現実に影響を及ぼす謎の仮想空間で稀有(けう)な飛行能力を持つヒーローとなり、“伝説の戦士”として活躍するアクションファンタジー。第15回の電撃大賞の小説部門大賞作で、09年2月に1巻が発売され、累計8巻までで125万部を発行している。アニメーションはサンライズが制作する。

 「ソードアート・オンライン」(abecさんイラスト)は、ゲームの中で死ぬと現実世界で本当に死んでしまうというオンラインゲームの世界を舞台に、そのゲームに取り込まれたプレーヤーたちが、死の恐怖におびえながら、現実世界に戻るためにゲームのクリアを目指す……という物語。川原さんがネットで公開していたウェブ小説を基に、09年4月に1巻が登場、8巻までで累計165万部を発行している。アニメーションはA-1Picturesが制作する。(毎日新聞デジタル)

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