テルマエ・ロマエ:原作者書き下ろしの特別編を劇場で限定配布 先着100万人に

風呂おけを持ったローマ人姿の阿部寛さんが表紙の「コミックビーム」4月号
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風呂おけを持ったローマ人姿の阿部寛さんが表紙の「コミックビーム」4月号

 俳優の阿部寛さんが主演する映画「テルマエ・ロマエ」(4月28日公開・武内英樹監督)の上映館で、原作者のヤマザキマリさんが書き下ろしたマンガ「テルマエ・ロマエ」特別編がプレゼントされることが12日、明らかになった。公開初日から先着100万人限定で配布するといい、なくなり次第終了。

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 「テルマエ・ロマエ」は、「コミックビーム」(エンターブレイン)で連載中のヤマザキさんの異色の“風呂”マンガで、10年に「マンガ大賞2010」と「第14回手塚治虫文化賞短編賞」をダブル受賞。映画版では、主人公のローマ帝国の浴場設計技師・ルシウスを阿部さんが演じている。ルシウスは浴場づくりのアイデアに悩んでいたある日、現代の日本の銭湯にタイムスリップし、「平たい顔族(日本人)」のマンガ家志望の真実(上戸彩さん)と出会う。そこで目にした新たな発見を次々とローマ帝国の風呂に生かし、ローマで名声を得ていく……というストーリー。

 12日に発売された「コミックビーム」4月号では、「テルマエ・ロマエ」総特集として、阿部さんと上戸さんが参加したイタリアでのワールドプレミア上映の様子や、ヤマザキさんと武内監督との特別対談を掲載。付録には、ヤマザキマリさんがイタリアのヴェスビオス火山とナポリ湾を描いた“「テルマエ・ロマエ」扇子”が付く。

 映画は4月28日公開。(毎日新聞デジタル)

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