女優の吉高由里子さんが17日、東京都内で行われた映画「僕等がいた 後篇」(三木孝浩監督)の女性限定試写会に登場。この日「“愛を語り合う”試写会ティーチイン」と題され、イベントで“愛”についてのガールズトークを行った吉高さんは「好きな人から愛されたい? それとも愛したい?」と質問をされると、「“愛されるよりも~”という曲がぐるぐる回ってきた~」と、即興で「KinKi Kids」の人気曲「愛されるより 愛したい」のサビ部分を口ずさみ、「(同曲の歌詞から)愛したいなマジで~って思って! へへへ、両方ほしいですよね。はーい、すみませ~ん」と照れながら告白した。
ウナギノボリ
10年前の朝ドラ「花子とアン」 当時の吉高由里子インタビュー
また、吉高さんは「忘れられない人がいるのに、別の人に優しくされたら付き合えますか?」と質問されると、「どちらかに遠慮する気持ちがあったら、それは恋愛にならない」と持論を展開。一方で、「ありますよね、優しくされたら寄りかかりたいですよね、私も“人たらし”でいたい」と願望を口にしていた。
映画は、小畑友紀さんがマンガ誌「ベツコミ」(小学館)で02年から連載し、今年2月に完結した人気マンガが原作。コミックスは16巻まで発売されており、04年度の「第50回小学館漫画賞」(少女向け部門)を受賞している。映画の舞台は、北海道(釧路市、札幌市)と東京で、矢野(生田さん)と七美(吉高さん)の10年以上にわたる壮大なラブストーリーを前後編で描く。主題歌はロックバンド「Mr.Children」が担当している。
公開中の「前篇」と21日に公開される「後篇」の違いについて、吉高さんは「前篇は釧路の優しい風景とほっこりしたようなストーリーで、ぽかぽかした気持ちで見られたと思う」と語ったが、「後篇」については、「前篇とはちがうテンポ感で進んでいって、おのおの乗り越えないといけない壁だったりが詰まってる」と紹介。キュンとするよりも試練の方が多いストーリーだったというが、「それでも白いスーツを着た矢野(生田さん)がかっこいー!ってキュンとした」と振り返り、「生田さんに会いたかったでしょうに。お伝えしておきます」と会場に呼びかけて笑わせていた。(毎日新聞デジタル)
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