トリンドル玲奈:“まんが王国とっとり”王女に就任

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 ソフトバンクのCMに鳥取・羽合(はわい)出身の“留学生のタダ”役で出演しているタレントのトリンドル玲奈さんが「まんが王国とっとり」の“トットリンドル王女”と“鳥取ふるさと大使”に就任した。トリンドルさんは17日、東京都内で行われた「国際まんが博発表会見・まんが王国とっとり王女即位式典」に、ティアラとピンクの“王女風ドレス”を身に付けて登場し、「トットリンドル王女だでぇ。テヘペロ」と自己紹介しながら「実は鳥取に一度も行ったことがない。新しい王女の形ということで……」と告白した。

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 トリンドルさんは“女王就任”について「最初は冗談かと思った。まだ、この状況が現実なのかな?と思っています」と話しながら「勉強して立派な王女を目指します」と宣言。鳥取県について「小学2、3年のときにカタカナの名前がイヤで、(名前を)“鳥取”と書いたことがあります。生まれはオーストリアで、日本には地元がないので。鳥取を地元にしちゃおうかな?」と笑顔で話した。

 鳥取県は、「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるさん(境港市出身)や「名探偵コナン」の青山剛昌さん(北栄町出身)、仏のシュバリエ章を受章するなど欧州で評価されている谷口ジローさん(鳥取市出身)らのマンガ家を輩出しており、境港市に139体の妖怪像を設置した「水木しげるロード」を展開するなどマンガを活用した町おこしに積極的。マンガをテーマとしたシンポジウム「第13回国際マンガサミット鳥取大会」を今秋に、「国際まんが博」を8月4日~11月25日に開催することから、同県は12年度を「まんが王国とっとり建国の年」と定めた。

 「国際まんが博」では、水木さんや青山さん、谷口さんの原画展やステージイベントを行う「とっとりまんがドリームワールド」を鳥取、倉吉、米子市で開催するほか、安彦良和さんや里中満智子さん、やなせたかしさんら人気マンガ家の展覧会、アニメソングやコスプレ、“痛車”に関するイベントを行う。(毎日新聞デジタル)

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