武田真治:軽蔑の視線が快感?悪役フック船長に意気込み

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 俳優の武田真治さんが19日、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で行われたブロードウェーミュージカル「ピーターパン」公開舞台げいこに登場。初参加で悪役のフック船長を演じる武田さんは「(アイドルグループ『AKB48』の佐藤すみれさんと仁藤萌乃さんがダブルキャストで演じる)ウェンディから軽蔑の視線を浴びせられる部分が2カ所あるんです」と明かし「僕はお客さんに背を向けているので、その視線を1人で楽しんでいます。いいですよー」とニヤリ。そんな武田さんに多少“引き”ながらも佐藤さんは「(そのシーンは)スカッとします」、仁藤さんも「思いっきりダークなフック船長なので強気に出られます」と語った。

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 「ピーターパン」は女優の榊原郁恵さん主演による81年の初演以来32年連続で上演され、31日の昼公演で公演1500回を迎える人気ミュージカル。女優の高畑充希さんが6年連続でピーターパンを演じるほかフック船長役に武田さん、ウェンディ役に佐藤さんと仁藤さんが新キャストとして参加する。ダーリング家の長女・ウェンディは空が飛べる男の子・ピーターパンと友だちになり、弟たちとネバーランドへ旅立つ。ピーターパンと楽しい時を過ごすウェンディたちだったが、フック船長率いる海賊がピーターパンとウェンディたちを狙っていて……というストーリー。

 「ダークで嫌なやつ」全開のフック船長を演じている武田さんは左手に着けたフックの義手を披露し「僕用に作ってもらったフックなんです」とにっこり。「そのフックで引っかけた女の人は?」という報道陣からの質問に「現場の外にはなかなか持って行けないので難しいですね。でもそういう話題だったらワイドショーに取り上げてもらえるんですよね」と話し「共演の女優さんをよこしまな目で見ることもあるんですが」と無理やり“熱愛情報”を絞り出そうとしたものの「高畑さんはないの? そういうの?」と隣にいた高畑さんにむちゃぶり。今年でピーターパンを演じるのは最後という高畑さんは「これが終わったらネバーランドを出て必死にがんばります」と苦笑していた。

 公演は東京国際フォーラム(東京都千代田区)で20日~8月1日に行われるほか、梅田芸術劇場(大阪市北区)で8月4、5日、金沢歌劇座(金沢市)で8月8、9日に公演。(毎日新聞デジタル)

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