北川景子:時代劇ドラマ初挑戦 初共演TOKIO松岡を「お慕いしてます」

ドラマスペシャル「みをつくし料理帖」の撮影現場で会見した北川景子さん
1 / 12
ドラマスペシャル「みをつくし料理帖」の撮影現場で会見した北川景子さん

 女優の北川景子さんが9月放送のスペシャルドラマ「みをつくし料理帖」(テレビ朝日系)で主演を務めることになり、初共演の人気グループ「TOKIO」の松岡昌宏さんとともに東映京都撮影所(京都市右京区太秦)で会見した。時代劇ドラマは初挑戦となる北川さんは、初めて共演する松岡さんについて、「かっこいいですよね。初めてご一緒させていただいて、うれしかった」とにっこり。「太秦は初めてで、いろんなしきたりを教えてくれるので、兄貴って感じで、お慕いしていて、芝居も引っ張っていただいています」と大絶賛していた。

ウナギノボリ

 「みをつくし料理帖」は、「この時代小説がすごい!文庫書き下ろし版」(宝島社)の12年度ベスト1に選ばれた高田郁さんの同名小説シリーズ(角川春樹事務所刊)。今回は、累計170万部を突破する人気シリーズのうち、「八朔の雪」「花散らしの雨」を原作にドラマ化しており、天涯孤独の少女・澪(北川さん)が“江戸の女料理人”を志し、さまざまな困難を乗り越えながら成長していく姿とともに、謎の浪人・小松原(松岡さん)との淡い恋も描かれる。

 時代劇は映画「花のあと」以来2度目となる北川さんだが、「前回は武家のお嬢様、今回は料亭の奉公人ですから、所作とか衣装のさばき方も変わってくるので、難しさは前回とあまり変わらない。前回の癖を直しながらやってます」と明かすと、松岡さんが「俺が言うのもおこがましいけど、品がありますよね。(大杉)漣さんと一緒にモニター見ながら『すごいね』って言ってますよ」と舌を巻いていた。

 あまり料理は得意ではないという北川さんは、今回の作品のために包丁さばきなどを特訓中。「手ごたえは感じてます。大根のかつらむきもできるようになってきていて、自分に酔い始めて、楽しくなってきてます」と自信もちらり。松岡さんは、北川さん演じるヒロインをつかず離れず見守る謎の浪人という自らの役どころについて、「台本見たらびっくりするくらい、いい役なんですよ!なんせ二枚目です。恥ずかしいね。照れちゃって」と笑顔で説明していた。

 今回の作品には、原田美枝子さん、貫地谷しほりさん、平岡祐太さん、室井滋さん、大杉漣さんら豪華キャストが集結。脚本はドラマ「秘密」(同局系)、「Dr.コトー診療所」(フジテレビ系)や映画「涙そうそう」「ハナミズキ」などを手がける吉田紀子さん、監督は映画「岳」や多数のドラマを演出してきた片山修さんというヒットメーカー2人。いずれも時代劇は初という2人がタッグを組み、これまでにない時代劇を作り上げるという。ドラマは今年9月放送予定。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 12 枚

テレビ 最新記事