痛車:作品からキャラ重視へ 東京・有明に集結 3日間で50台

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 アニメやゲームなどのキャラクターを描いた自動車「痛車(いたしゃ)」の展示会「あうとさろーね有明2012夏」(同事務局主催)が10~12日、東京・有明のTOC有明駐車場(7階)で開かれている。3日間で約50台の自動車、バイクが集結している。

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 「痛車」は、見て「痛い」とイタリア製の自動車の「イタ車」を掛け合わせたといわれる造語で、展示会は07年夏から東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催している日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット」に合わせて夏と冬に開かれている。これまでは、コミケ会場の隣の有明客船ターミナル横駐車場で開かれていたが、今回からりんかい線・国際展示場駅近くのTOC有明駐車場に場所を移した。

 11日は、痛車と、キャラクターを描いたバイク「痛単車」合わせて約20台が展示された。「魔法少女まどか☆マギカ」や「初音ミク」などのキャラクターをデザインした痛車が人気だが、一方で話題作に集中することなく、さまざまなゲームやアニメのキャラクターが取り上げられていた。事務局は「これまでは作品を描いた痛車が多かったが、今はキャラクターに焦点を当てた痛車が増えている」と話している。同展示会は今年末にも開催する予定。(毎日新聞デジタル)

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