おおかみこどもの雨と雪:興収40億円突破 オリジナルアニメとしては異例の大ヒット

「おおかみこどもの雨と雪」のイメージイラスト (C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
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「おおかみこどもの雨と雪」のイメージイラスト (C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

 劇場版アニメ「サマーウォーズ」などで知られる細田守監督の最新作「おおかみこどもの雨と雪」が7月21日の公開から59日で、興行収入40億円を突破したことが18日、明らかになった。細田監督にとっては「サマーウォーズ」(09年)の約16億5000万円などを大きく上回る自己最高記録で、「びっくりしました。有名な原作があるわけでもないノンブランドな作品がたくさんの方に支持していただいたのはありがたい」と喜んでいる。

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 また、細田監督は「母が主人公のアニメという変わった映画ではありますが、親子の間に流れるもの、子どもが成長しながら親も成長する姿に皆さまが共感してくださった結果だと思います」とコメントしている。

 「おおかみこどもの雨と雪」は、主人公・花(はな)と“おおかみおとこ”との出会いから恋愛、結婚、出産、子育て、“おおかみこども”の雨と雪の成長と自立までの13年間を描いた作品。花の声を女優の宮崎あおいさんが、花と子どもたちを優しく見守る“おおかみおとこ”の声を俳優の大沢たかおさんが担当。43の国・地域での配給が決定している。(毎日新聞デジタル)

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