幕張メッセ(千葉市美浜区)で23日まで開催されたゲーム展示会「東京ゲームショウ2012」。一般公開日の22、23日には、ゲームキャラになりきったコスプレーヤーが集まり、自慢の衣装を披露した。定番の「ファイナルファンタジー(FF)」や「モンスターハンター」シリーズ、初音ミクに代表されるボーカロイド系などのキャラクターを中心に、今回は「スーパーマリオブラザーズ」のルイージを水着姿で表現するなど、オリジナルアレンジを加えたコスプレーヤーも目立った。
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今回目を引いたオリジナルアレンジ派は、キャラクターの衣装のデザインを自分なりにアレンジして華やかにしてみたり、女性が男性のキャラクターにふんしたり、セガサターンやポケットモンスターのキャラクターなどを擬人化してみたりと、作品の設定やデザインを忠実に再現するだけではなく、思い思いのアレンジを加えて楽しんでいる。
また、今回は13年にゲーム化される人気マンガ「ジョジョの奇妙な冒険」のコスプレーヤーの姿も見られ、22日には、お笑いコンビ「爆笑コメディアンズ」の2人が登場し、空条承太郎(シリーズ3部の主人公)と東方仗助(4部の主人公)のコスプレを披露。ほかにも、「スーパーマリオブラザーズ」に登場するマリオなどの男装も多く、「ファイナルファンタジー13」シリーズの女戦士・ライトニングのコスプレーヤーも人気を集めていた。
22日にゲームショウ内で行われたコスプレファッションショー「Cosplay Collection Night(コスプレコレクションナイト)」の司会も務めたコスプレタレントの綾川ゆんまおさんは、「クオリティーも年々上がっていて、外国人のコスプレーヤーも増えている。ゲームというくくりで、オリジナルアレンジを含めて、いろいろな楽しみ方を、それぞれがしているのでは」と分析。「コスプレって、キャラクターや作品への愛情の表現方法の一つなので、(ゲームショウのコスプレーヤーからは)その作品をやり込んでいる感じや愛情がひしひしと伝わってきます」とコメントしている。
「東京ゲームショウ2012」は20~23日まで開催され、4日間で過去最高となる約22万3700人が来場した。(毎日新聞デジタル)
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