岡田准一&宮崎あおい:魚ちゃんの“激辛占い”に翻弄

映画「天地明察」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した宮崎あおいさん
1 / 11
映画「天地明察」の大ヒット御礼舞台あいさつに登場した宮崎あおいさん

 人気グループ「V6」の岡田准一さんが1日、東京都内で行われた主演映画「天地明察」(滝田洋二郎監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに登場。映画の物語にちなんで、「暦が2日ずれていたら」というテーマで、女性占い師の魚ちゃんから実際の誕生日より2日早い11月16日で人生を占われた岡田さんは、「ひたすら真面目な人。人に相談している姿が見える。だから周りの人も迷惑。悩むから仕事も長続きしない」という辛口な診断を下された。「でも実際の誕生日とは違うから、気にしないで」と魚ちゃんから岡田さんが励まされる一方で、実際に同日が誕生日のMC・LiLiCo(リリコ)さんは複雑な表情を浮かべていた。

ウナギノボリ

 また、舞台あいさつには、ヒロイン役の宮崎あおいさんと滝田監督も出席。宮崎さんには「口が達者。芸人に向いている」と現在のイメージとは異なった運命が占われ、魚ちゃんは「今の方がいいと思います」ときっぱり。滝田監督には「2日前でも後でも運勢は変わらない。大きな夢ばかり見ていて、社員が一人もいない貧乏社長」とかなりキツイ占い結果が発表され、これには滝田監督も苦笑いだった。

 映画は、第31回吉川英治文学新人賞、10年の本屋大賞を受賞した冲方丁(うぶかた・とう)さんの小説が原作。江戸時代前期、囲碁棋士の名門に生まれながら、和算に興味を示し、後に日本で初めての独自の暦「大和暦」を作り上げていく安井算哲の物語。算哲を岡田さん、算哲の妻・村瀬えんを宮崎さん、算哲と敵対する公家を市川染五郎さん、天才棋士の本因坊道策を横山裕さん、土御門奏福を笠原秀幸さんが演じる。

 イベントでは、公式サイトで募集した同映画の名シーン・ベスト3もスクリーンで発表。撮影当時の思い出話に花を咲かせた岡田さんは、撮影が夏場だったためカツラが熱ではがれないよう頭にコールドスプレーをかけて奮闘していたことを告白。一方、水戸光圀役の中井貴一さんとの共演シーンの際、「照明もガンガンたいてて室内が50度くらいあったんですが、中井さんは全く汗をかかないのがすごかったですね。汗をかかないように、水も一切とらないで」とプロ根性に舌を巻いていた。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 11 枚

映画 最新記事