T-BOLAN:17年ぶり復活ライブ 森友嵐士「奇跡の日がやって来た」と感慨

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 99年12月の解散から13年の時をへてオリジナルメンバーで再結成されたロックバンド「T-BOLAN」が4日、ハーモニーホール座間(神奈川県座間市)で行われた「“BEING LEGEND” Live Tour 2012」の初日公演で、17年ぶりとなる復活のステージに立った。解散前の95年に行った最後のライブ以来となったこの日の復活ライブでは、「じれったい愛」「Bye For Now」「離したくはない」などのヒット曲を次々に披露し、観客を熱狂させた。

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 客席からの「お帰り!」の声援を受けながら17年ぶりのステージに立ったボーカルの森友嵐士さんは、「4人の思いが重なって、そしてみんなとの思いが重なって、この奇跡の日がやってきました」と感慨深そうに語り、ヒット曲の数々を披露。「心因性発声障害」で一度は歌を失った森友さんが取り戻した歌声に、観客は惜しみない歓声と拍手を送り、復活ステージの最後は、かつてのライブと同じように、「また会おうぜ!」という森友さんの決めぜりふで締めくくられた。

 この日のライブには、「DEEN」「FIELD OF VIEW」「B.B.クイーンズ」も登場。トップバッターの「FIELD OF VIEW」は、ヒット曲の「突然」や「DAN DAN心魅かれてく」などを当時と同じ黒いスーツ姿で披露。「B.B.クイーンズ」も、アニメ「ちびまる子ちゃん」のエンディング曲として一世を風靡(ふうび)した「おどるポンポコリン」などを演奏。スペシャルゲストとして登場した「DEEN」は、「このまま君だけを奪い去りたい」でライブをスタート、「瞳そらさないで」「ひとりじゃない」「翼を広げて」などのヒット曲メドレーも交えた全7曲を披露した。

 「“BEING LEGEND” Live Tour 2012」は、T-BOLANをはじめ、90年代前半のヒットチャートをにぎわせた当時のビーイング所属アーティストが集合するライブツアーで、大阪、横浜、札幌、仙台、広島、東京など全国17都市で公演を行う予定。(毎日新聞デジタル)

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