東京国際映画祭:六本木で開幕 前田敦子登場 観客にアピール

「第25回東京国際映画祭」でグリーンカーペットに登場した前田敦子さん
1 / 61
「第25回東京国際映画祭」でグリーンカーペットに登場した前田敦子さん

 アジア最大級の映画祭「第25回東京国際映画祭(TIFF)」が20日開幕した。主会場の六本木ヒルズ(東京都港区)に隣接するけやき坂には、ペットボトルを再生したTIFF史上最長の約250メートルのグリーンカーペットが敷かれ、映画の魅力を伝えるTIFFアンバサダーを務める前田敦子さんが腕に華やかな飾りのついた黒のシックなミニワンピース姿で登場、ゆっくりとグリーンカーペットを歩いて観客らにアピール。出品作の出演者や監督ら関係者約440人が歩いて沿道の大きな声援に応えた。

ウナギノボリ

 グリーンカーペットには、続いて特別招待作品「終の信託」の周防正行監督、女優の草刈民代さん、俳優の役所広司さんらが登場。この後も公式オープニング作品の「シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語」(アンドリュー・アダムソン監督)のオフィシャルナビゲーターを務める女優の上戸彩さん、主演女優のエリカ・リンツさん、シルク・ドゥ・ソレイユのパフォーマーのほか、俳優の阿部寛さん、女優の石原さとみさん、柴咲コウさん、井上真央さん、吉高由里子さんらが登場する予定。

 映画祭は28日まで、六本木を中心にした会場で約300作品が上映され、最終日に最高賞の「東京サクラグランプリ」を決定する。審査委員長は映画監督でプロデューサーのロジャー・コーマンさん。公式オープニング作品の「シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語」のほか特別オープニング作品として、オスカー受賞歴のあるリドリー・スコット監督が製作総指揮を務め、東日本大震災から1年たった12年3月11日の日常の投稿映像をつないだ映画「JAPAN IN A DAY」(フィリップ・マーティン監督、成田岳監督)が上映される。コンペティション部門では「フラッシュバックメモリーズ 3D」など計15本が上映される。クロージング作品にはクリント・イーストウッドさんが主演を務める「人生の特等席」(ロバート・ロレンツ監督)が上映される予定。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 61 枚

映画 最新記事