高橋ジョージ:ロックオペラで舞台初挑戦 「リーゼントでなくても」と意気込み

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 ロックバンド「THE 虎舞竜」のボーカル・高橋ジョージさんが13年2月に開幕するミュージカル「ロックオペラ モーツァルト」で舞台に初挑戦することが8日明らかになった。7日に東京都内で開かれた会見に出席した高橋さんはこれまで舞台のオファーは断ってきたといい、「ロックオペラというところにぐっと引かれた。髪形が(おなじみの)リーゼントでなくても、なんでもやる!」と鼻息荒く語った。

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 「ロックオペラ モーツァルト」は、09年に行われたフランス・パリでの初演を皮切りに、フランス国内ツアーやヨーロッパツアーなど計305回の公演を実施し、通算150万人を動員したミュージカル。日本版では、主演のモーツァルトと宿敵サリエリの二役を、山本耕史さんと中川晃教さんが交代で演じるほか、モーツァルトの妻・コンスタンツェ役をAKB48の秋元才加さん、高橋さんはモーツァルトの父親役を演じる。演出をブロードウェーの話題作「スパイダーマン」の演出で知られるフィリップ・マッキンリーさんが担当する。

 製作発表会見には、高橋さんをはじめ、山本さん、中川さん、秋元さん、マッキンリーさんが出席。高橋さんは「初舞台のプレッシャーがあるけど、エンジョイしたい気持ちが強い」と力強くコメント。中川さんとのダブル主演にしてダブルキャストで初共演を果たす山本さんは、「二役できるというのはとってもうれしいこと。俺だったらこうするのになというのを試せるという楽しみがある」とにっこり。一方、山本さんをモーツァルトのイメージと語った中川さんは、「耕史さんについていくという感覚と、その中で見えてきたものをキャッチしたいという気持ち。すごい期待がある」と話した。

 また、秋元さんは妻役に初挑戦することについて「恋心を抱くというのはお芝居の中で経験したことはあるんですけど、妻になるってどういうことか一から考えていきたい。既婚者の女優さんにも聞いてみたい」と前向きな様子。一方で、同作では、主演のモーツァルトと宿敵サリエリの二役を、山本耕史さんと中川晃教さんが交代で演じるというスタイルがとられることから、秋元さんは「2人の男性を愛するというのは幸せなことだなと思った」とニヤリとし、報道陣を笑わせた。

 ミュージカル「ロックオペラ モーツァルト」は、東京公演を13年2月11~17日に「東急シアターオーブ」(東京都渋谷区)で、大阪公演を13年2月22~24日に梅田芸術劇場メーンホール(大阪市北区)で上演予定。プレビュー公演は、13年2月9~10日の東京公演のみ。(毎日新聞デジタル)

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