キスマイ玉森:戦国シェフ役で連ドラ単独初主演 信長にミッチー

マンガ「信長のシェフ」のイメージカット(C)梶川卓郎・西村ミツル/芳文社
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マンガ「信長のシェフ」のイメージカット(C)梶川卓郎・西村ミツル/芳文社

 アイドルグループ「Kis−My−Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さんが、13年1月からテレビ朝日系の金曜ナイトドラマで放送される「信長のシェフ」で初の連続ドラマ単独主演を務めることが14日、明らかになった。戦国時代にタイムスリップするフレンチシェフ・ケンを演じ、ケンが仕える織田信長役には、「相棒」(テレビ朝日系)以来の連ドラレギュラーとなる歌手で俳優の及川光博さんが起用される。

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 玉森さんは「シェフ役も初めてですし、タイムスリップをするという設定ももちろん初めて。いろいろな意味で“挑戦”となる作品なので、みなさん、たくさんのご意見をくださるとうれしいです!」と喜び、及川さんとの共演を「キラキラしたアイドルのような先輩からたくさんのことを学び、盗みたいと思います!(笑い)」と楽しみにしている様子。及川さんは「まさか!の信長役です。僕自身大変驚いていますが、原作の面白さを皆さまに楽しんでいただけるよう、精いっぱい、玉ちゃんとがんばります! つけひげです!」とコメントを寄せている。

 ドラマは「週刊漫画TIMES」(芳文社)で11年3月から連載中のマンガが原作。戦国時代にタイムスリップして記憶を失ったが、日本史の教養と料理に関する豊富な知識を持つフレンチシェフのケン(玉森さん)が織田信長(及川さん)の専属料理番となり、「宣教師・フロイスの本心を確かめる料理」「足利義昭に朝倉討伐を認めさせるための料理」「北畠具教に和睦を受け入れさせる料理」などに挑戦する姿を描く。金曜ナイトドラマ枠で時代劇を放送するのは今回が初めて。

 大江達樹プロデューサーは、玉森さんと及川さんの起用理由を「いつも自然体ながらも芯の強そうな玉森裕太さん演じるケンが、戦国時代にタイムスリップするという過酷な状況に置かれる化学反応を見てみたいと思いました。気性の激しい織田信長役にもミステリアスな及川光博さんという意外性のあるキャスティングで、斬新かつ魅力的な時代劇になると確信しています」と話している。

 また、ケンを救う女性刀鍛冶師・夏を女優の志田未来さん、豊臣秀吉をお笑いコンビ「ガレッジセール」のゴリさん、信長の家臣・森可成を俳優の宇梶剛士さん、徳川家康をお笑い芸人の竹山隆範さん(カンニング)、信長の料理人・井上を俳優のきたろうさん、足利義昭を俳優の正名僕蔵さんが演じる。

 ドラマはテレビ朝日系で13年1月にスタート。毎週金曜午後11時15分から放送。(毎日新聞デジタル)

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