高橋愛:名探偵コナンでゲスト声優 本格アフレコ初挑戦に「難しかった」

1 / 7

 元「モーニング娘。」の高橋愛さんが、人気アニメ「名探偵コナン」(読売テレビ・日本テレビ系)の12月1、8日の放送回にゲスト声優として出演することが、23日明らかになった。新人女優・七尾双葉の声を担当する高橋さんは、アフレコ収録後、「昔から見ていたし、(元メンバーで中国人の)リンリンも大好きで世界的にも人気がある作品に出させていただいてすごく緊張しました」と語り、「でも、スタッフさんや共演者のみなさんがすごく優しくて、緊張しつつも、安心して楽しんでできました」と笑顔を見せた。

ウナギノボリ

 一番好きなキャラクターはコナンのライバルで大泥棒の「怪盗キッド」という高橋さん。「すごいカッコイイ。なんでもできるスーパーマン。犯罪者ですけど、コナンを助けたり悪者になりきれてないところもいいなあって。白いタキシードも似合うし(笑い)」と興奮気味。また、家族で同アニメを見ていたという高橋さんはニュース解禁後、一番に家族に報告したいと語り、「妹は『えー!?』って絶対言うと思います。アニメや声優さんが大好きなので『どんな感じだった?』って、いろいろ聞かれると思います」と話していた。

 高橋さんが声優として登場するのは、「長崎ミステリー劇場」の前後編。長崎旅行にコナンらが訪れると、“坂本龍馬”が探偵として殺人事件の解決に挑むという幕末の長崎が舞台のドラマ撮影が行われていた。だが脚本は未完成で、犯人不明のまま撮影を始めたという。そんななか、脚本家の巽耕作がホテルから失踪してしまう……という内容。12月1、8日の午後6時から放送される。

 高橋さんの役どころは、劇中のドラマに女性蘭法医役として出演する23歳の新人女優・双葉で、コナンらのガイドとなって、一緒に長崎の観光地をまわる場面も登場する。本格的なアフレコは今回が初めてという高橋さんは、ふだんの芝居との違いを「表情などで表現していることなど、すべてを声だけで表現するのが、とても難しかったです」と語り、「自分の声がコンプレックス。気を抜いたら声が高くなってしまうので、そうならないように気をつけました」と収録の舞台裏を明かした。また、今後挑戦したい役を「犯人」といい、「ワーと感情をむき出しにしてやってみたい(笑い)」と話していた。

 名探偵コナンは、週刊少年サンデー(小学館)に連載中の青山剛昌さんの人気マンガが原作。高校生探偵の新一が、謎の組織の手で子どもの体にされてしまい、小学生探偵の江戸川コナンとして、難事件を解決するというストーリー。テレビアニメは96年からスタートし、97年からは劇場版アニメも毎年製作されている。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 7 枚

アニメ 最新記事