上戸彩:明るい飯島直子との撮影は常に笑顔 「顔を見るだけでニコニコしてしまって」怒られた!

「いつか陽のあたる場所で」の記者会見に登場した(左から)飯島直子さん、上戸彩さん、浅野温子さん
1 / 12
「いつか陽のあたる場所で」の記者会見に登場した(左から)飯島直子さん、上戸彩さん、浅野温子さん

 女優の上戸彩さんが4日、NHK放送センター(東京都渋谷区)で行われた主演ドラマ「いつか陽のあたる場所で」の会見に共演者の飯島直子さん、浅野温子さんと登場した。罪を犯したことを後悔しながら前向きに生きていこうとするという難しい役どころに挑戦した上戸さんは「台本を読んで号泣してしまった。ただ、(明るい)直子さんの顔を見るだけでニコニコしてしまって、監督によく怒られました。気付いたら上戸彩(のキャラクター)が出て、明るくなっていて……」と苦労を明かすと、浅野さんは上戸さんと飯島さんについて「2人はべらぼうに明るい。猫がニャンニャンじゃれ合っているみたいだった」と楽しそうに話した。

ウナギノボリ

 ドラマは、乃南アサさんの小説が原作。ホストに貢ぐために強盗を犯して懲役7年の実刑判決を受けた芭子(上戸さん)と、DVの夫から息子を守るために夫を殺してしまった綾香(飯島さん)が、刑務所で知り合い、出所後に東京の下町・谷中で寄り添いながら新しい人生を歩み出す姿を描く。浅野さんが罪を犯した芭子を突き放す母親役演じるほか、斎藤工さん、竜雷太さん、臼田あさ美さん、藤田朋子さんらが出演。主題歌はシンガー・ソングライターの松任谷由実さんが担当する。

 浅野さんは、撮影の苦労について「明るくて可愛い2人(上戸さんと飯島さん)を突き放すのが大変だった。目線を合わさないようにしていた」とコメント。飯島さんは「クランクインしたのが5月で、真夏に撮影をした。生まれて初めてプロデューサーと監督に殺意を覚えた。それくらい暑かった」と過酷な撮影を環境での振り返っていた。

 ドラマは13年1月8日から毎週火曜午後10時に放送。全10回を予定。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 12 枚

テレビ 最新記事