はじめの一歩:マガジン初の連載1000回達成 小栗旬、ジョーも祝福

「はじめの一歩」が描かれた「週刊少年マガジン」13年1号の表紙
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「はじめの一歩」が描かれた「週刊少年マガジン」13年1号の表紙

 心優しい少年がボクサーとして成長する姿を描いた森川ジョージさんの人気マンガ「はじめの一歩」が、5日発売の週刊少年マガジン13年1号で、連載1000回を迎えた。1989年の連載開始から23年での到達で、53年の歴史を誇る同誌で連載1000回の大台に達するのは初めて。同誌では特集が組まれており、俳優の小栗旬さんや千原ジュニアさんのメッセージ、ボクシングマンガの“大先輩”であるジョーこと矢吹丈とのコラボ色紙などが載せられている。

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 表紙と巻頭カラー4ページは「はじめの一歩」が飾っている。扉絵には、木の下で立ち尽くす一歩が「また、ここから始めよう−−。」というメッセージが書かれており、さらに名作「あしたのジョー」の主人公・矢吹丈が一歩の肩を抱いたちばてつやさんの直筆色紙が掲載されている。他にも「名探偵コナン」の青山剛昌さん、「タッチ」のあだち充さん、「スラムダンク」の井上雄彦さんらそうそうたるマンガ家が、イラスト付きの記念色紙を寄せている。

 「はじめの一歩」は、気弱な少年・幕之内一歩が、ボクシングと出会って素質を開花させながら成長する物語を軸に、先輩や仲間、ライバルらの戦いを丁寧に描いている。コミックスは関連書籍を含めて累計9200万部を発行している。また作者の森川さんは6月に、「はじめの一歩」の連載を続けながら、東日本大震災を題材にしたマンガ「会いにいくよ」の短期連載をしたことでも話題になった。(毎日新聞デジタル)

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