テレビ朝日系で放送されている特撮ドラマ「仮面ライダーウィザード」に新たな仮面ライダー「ビースト」が登場することになり、23日、東京都内で行われた劇場版「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦 アルティメイタム」(坂本浩一監督)の舞台あいさつでビーストとビーストに変身する仁藤攻介役の若手俳優・永瀬匡(たすく)さんが初お披露目された。
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永瀬さんは93年生まれ。鳥取県出身。11年放送の連続ドラマ「桜蘭高校ホスト部」(TBS)で俳優デビュー。最近では、映画「悪の教典」や来年公開の「ユダ」などの話題作に出演している。ウィザードには、来年1月6日の放送から登場する予定。
緊張の面持ちで舞台あいさつに登場した永瀬さんは、「出てきたとき誰だと思われたかもしれませんが、(観客が)温かく迎えてくれたので、今度出るときにはウィザードと同じぐらい声援がもらえるといいな」とあいさつ。仮面ライダーとしての実感を「きょうまで隠しながらだったんですが、出てきた瞬間に(ウィザードの)隣にいていいんだなと思えて幸せです」とうれしそうに話し、「ビーストとして、俳優として成長する姿を温かく見守ってほしい。応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
また、舞台あいさつには主人公・操真(そうま)晴人役の白石隼也さんも登場。今後のウィザードの見どころを聞かれた永瀬さんが「晴人のライバルとして……」といいかけると、白石さんは「ライバルじゃないよ」といい返し、それに反応した永瀬さんが「みなまでいうな!」と大声を上げる現場で作ったという“掛け合い”を披露。早速2人のコンビネーションのよさを見せつけ、会場を沸かせていた。
映画は、テレビで放送中の「ウィザード」と前作の「フォーゼ」の新旧の仮面ライダーが共演する「MOVIE大戦」シリーズの最新作で、公開2日間の興行収入は約2億8000万円、観客動員数は約24万人とヒットを記録。特撮ヒーロー番組「イナズマン」「美少女仮面ポワトリン」のキャラクターも登場することでも話題となっている。ミュージシャンのデーモン閣下が主題歌「FOREST OF ROCKS」を担当した。(毎日新聞デジタル)
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