コミケ83:日本最大の同人誌即売会開幕 「黒子のバスケ」脅迫問題で警備増強

「コミックマーケット83」のために寒空の中で早朝から長い列を作るファンら=東京ビッグサイトで2012年12月29日
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「コミックマーケット83」のために寒空の中で早朝から長い列を作るファンら=東京ビッグサイトで2012年12月29日

 日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット83」が29日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開幕した。人気マンガ「黒子のバスケ」の関連団体に脅迫状が送られている問題で、主催の準備会は同作の同人誌を扱うサークルの出展を見合わせるよう異例の要請をし、例年よりも警備にあたるスタッフの数を増強しての開催となった。

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 「コミックマーケット」は、ファンの間で「コミケ」の名で親しまれており、マンガやゲームなどさまざまなジャンルの創作物を扱った同人誌の即売会。75年から始まり、現在は夏と冬の年2回開催され、毎回50万人以上が訪れる国内最大級のイベントとして知られる。

 初日は、「ガンダム」や「タイガー&バニー」などのアニメ、マンガなどを扱うサークルが出展する。また企業ブースでは、初出展となる日本テレビやマイクロソフトも出展。人気アニメやゲームなど会場限定のグッズが販売されるため、各ブースには長い列ができていた。31日まで。 (毎日新聞デジタル)

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