相棒シーズン11:最終回に伊丹刑事×田中圭の異色コンビ再登場

「相棒シーズン11」の最終回となる第19話「酒壺の蛇」の1シーン=テレビ朝日提供
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「相棒シーズン11」の最終回となる第19話「酒壺の蛇」の1シーン=テレビ朝日提供

 20日の第19話で最終回を迎える人気刑事ドラマ「相棒シーズン11」の2時間スペシャルに、映画「相棒シリーズ X DAY」(橋本一監督)でダブル主演を務める川原和久さん演じる捜査1課の伊丹憲一刑事と田中圭さん演じるサイバー犯罪対策課専門捜査官の岩月彬の“異色コンビ”が再登場することが明らかになった。田中さん演じる岩月は先月27日放送の第17話「ビリー」でテレビドラマ「相棒」に初登場している。

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 第19話「酒壺の蛇」には、田中さんのほか、星野真里さんらもゲスト出演。物語は、警視庁組織犯罪対策2課の角田課長(山西惇さん)の同期の刑事が、自宅で遺体で発見されたところから始まる。一人の刑事の死から、右京(水谷豊さん)と享(成宮寛貴さん)は、ある国と日本企業の黒い関係を暴いていく。2人は容疑者へとたどりつくが、思わぬ“敵”に事件は二転三転する。果たして正義の裁きは下されるのか……という展開で、第17話のエピソードを踏まえた伊丹と岩月のやり取りも見られるという。監督は和泉聖治さん、脚本は櫻井武晴さんが担当する。

 「相棒」では、これまで3作の映画を公開しており、映画に初登場した新キャラクターがドラマ本編にも登場してきた。「相棒−劇場版−」では本仮屋ユイカさん演じる守村やよい、「鑑識・米沢守の事件簿」は萩原聖人さん演じる相原誠、「相棒−劇場版2−」では宇津井健さん演じる警察庁長官・金子文郎と品川徹さん演じる警視総監・田丸寿三郎、國村隼さん演じる元警視庁副総監・長谷川宗男……といったキャラクターがドラマにも登場し、相棒ワールドを進化させてきた。田中さん演じる岩月の再登場で、またひとつ相棒の世界観に奥行きが増すことになりそうだ。

 相棒シリーズは、警視庁の窓際部署「特命係」のキャリア警部・右京がその天才的頭脳で推理し、相棒とともに難事件を解決するドラマ。シーズン11では、所轄署の捜査1係に配属されたばかりの甲斐享が右京の新たな相棒に抜てきされたほか、石坂浩二さん演じる享の父親で警察庁次長の甲斐峯秋(みねあき)や、元宝塚歌劇団トップスターの真飛聖(まとぶ・せい)さんが演じる享の恋人・笛吹悦子らが新たに加入するなど、「相棒」の世界がさらなる広がりを見せている。

 「相棒シーズン11」の最終回となる第19話「酒壺の蛇」は、20日午後8時~同10時9分に2時間の拡大スペシャルで放送予定。映画「相棒シリーズ X DAY」は23日から全国ロードショー。(毎日新聞デジタル)

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