アイドルグループ「NMB48」の山本彩さん、渡辺美優紀さんらが25日、沖縄国際映画祭のLaugh部門に出品された映画「げいにん! THE MOVIE」(内田秀実監督)の舞台あいさつに登場。イベント後の取材には、メンバーの島田玲奈さんが、山本さんらを取材する“記者”として参加し、写真を撮ったり質問したりと奮闘した。「アイドルの才能があるメンバーは誰?」と島田さんが質問すると、メンバー全員が渡辺さんを指名。渡辺さんは「目力で、上目遣いをするのがいいんじゃないですかね」とファンを虜にする方法を伝授していた。
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“新米記者”になった島田さんはメモを片手にメンバーに質問。「漫才の大会でガチに優勝を狙うなら、誰とコンビを組みたい?」と聞くと、山本さんは「映画で組んだミルキー(渡辺さん)は、ボケがすごく分かりやすくて突っ込みやすい。理想の形」と話して渡辺さんを喜ばせた。一方、渡辺さんが「ツッコミ希望なんです」と明かすと、島田さんは「絶対無理じゃないですか!」と否定し、取材陣の笑いを誘っていた。
島田さんの記者ぶりについて、山本さんは「外見に関しては申し分ないけれど、ぎこちない。ほかの記者の方の目線がヒヤヒヤしました」と厳しい評価ながら、「メンバーが質問してくれると、落ち着いてできる」と合格点を出した。島田さんは、メンバーの取材応対に「(コメントが)安定しています。見習いたい。みんな100点です」と感心しきりで、初インタビューだったという自らの仕事には「私は20点。これから頑張りたい」と意気込んでいた。
映画は、NMB48のメンバーが出演し、昨年7~9月に放送されたバラエティー番組「げいにん!」(日本テレビ系)のアナザーストーリーを描く映画版。誰もがあこがれる関西有数の“お嬢様”学校「なんば女学院」で、ちょっと浮いた存在の「お笑い部」が舞台。色気より笑いを求め、漫才の練習に明け暮れる「山本彩」ら5人は、ある日、「全国女子高生お笑い選手権」(通称JK-1)が開催されると聞き、優勝を目指して一致団結する。しかし、時期を同じくして、突然入部してきた謎の美少女転校生「渡辺美優紀」によってお笑い部の人間関係が大きく変わっていく……という物語。
舞台あいさつには、山本さん、渡辺さんのほか、山田菜々さん、小笠原茉由さん、小谷里歩さんが出席した。(毎日新聞デジタル)
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