綾瀬はるか:女子高生に“天然”進路指導 女子校をサプライズ訪問

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 女優の綾瀬はるかさんと俳優の佐藤健さんが映画「リアル~完全なる首長竜の日~」(黒沢清監督)のPRのため、品川エトワール女子高校(東京都品川区)の体育館をサプライズ訪問した。2人が登場すると、会場に集まった3年生の女子高生約240人は「キャー」「可愛い」と歓声を上げた。女優を目指す高校生に「女優になるためにはどうしたらいいか?」と質問された綾瀬さんは「何かに応募するのはどうですか?」と回答。綾瀬さんの発言に会場がざわつく中、佐藤さんが「そりゃそうだよ。そんなのを聞きたいわけではない」と突っ込むと、綾瀬さんは「たくさん映画を見ることかな?」と自信なさそうに進路指導した。

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 綾瀬さんは自身の高校時代を「マイペースな感じでした。あんまり記憶がないですね」と振り返り、高校生から「今の仕事をしたいと意識し始めたのはいつ?」という質問には「ボンヤリしていたので、長い目で意識し始めたのは19歳くらいですかね……」と回答。さらに「皆さんが楽しそうで、いいなと思いました。そのときしかない楽しみがあると思うので、しっかり遊んで、しっかり勉強して、後悔のない生活を送ってください」と高校生にメッセージを送っていた。

 映画は「第9回 このミステリーがすごい!」大賞を受賞した乾緑郎さんの小説「完全なる首長竜の日」が原作。自殺未遂で昏睡(こんすい)状態となった淳美(綾瀬さん)を目覚めさせるため、幼なじみで恋人の浩市(佐藤さん)がセンシングという特殊な医療技術を使って淳美の頭の中に入っていく……というストーリー。中谷美紀さんやオダギリジョーさん、染谷将太さん、小泉今日子さんら豪華キャストが脇を固める。6月1日公開。(毎日新聞デジタル)

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