あの花:じんたんらが国交省ポスターに登場 舞台の荒川をPR

8月31日から全国公開される「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のキービジュアル(C)ANOHANA PROJECT
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8月31日から全国公開される「劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のキービジュアル(C)ANOHANA PROJECT

 「あの花」の愛称で知られるテレビアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」の劇場版(8月31日公開)に登場するじんたんら超平和バスターズのメンバーが、国土交通省関東地方整備局荒川上流河川事務所の広告に登場することが明らかになった。コラボ広告は、埼玉新聞などに29日から計3回の掲載される予定で、じんたんやめんまら人気キャラクターが荒川をPRしていく。

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 今回のコラボは、アニメの舞台が、荒川の上流部にあたる埼玉県秩父市で、作中に何度も登場する旧秩父橋が荒川に架かる橋であることから実現。同事務所が地元を舞台としたアニメ作品とコラボするのは、昨年の「らき☆すた」に続いて2回目。同事務所は「とにかく国の“堅い”というイメージに“親しみやすさ”を持たせたかった」とコメント。さらに「読者には興味を持って読んでいただきたい。そして『防災』『河川の利用』『官民連携』について、少しでも理解を深めてもらえれば」とも話している。

 「あの花」は、子供時代仲良しだった6人組が仲間の少女・めんまの死がきっかけで疎遠になるが、高校生になってからリーダーの少年・じんたんの元に死んだはずのめんまが現れ「願いをかなえて」と言い出し、仲間たちが再集結するという青春ファンタジー。11年4~6月に放送され、舞台のモデルとなった秩父市に大挙ファンが訪れる“聖地巡礼”現象も起こった。劇場版では、テレビシリーズ最終話から1年後も描かれる予定で、8月31日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)

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