稲垣吾郎:乗れないけど「ジェットコースターみたい!」とPR 中越典子と2人舞台

舞台「VENUS IN FUR」の会見に登場した中越典子さん
1 / 5
舞台「VENUS IN FUR」の会見に登場した中越典子さん

 人気グループ「SMAP」の稲垣吾郎さんと、女優の中越典子さんが7日、Bunkamuraシアターコクーン(東京都渋谷区)で、出演する舞台「VENUS IN FUR(ヴィーナス・イン・ファー)」の会見に登場した。同作は稲垣さんと中越さんの長ぜりふのかけ合いが特徴の2人芝居で、稲垣さんは「始まったらあっという間で、ジェットコースターに乗ってるみたい!」と表現したが、「あ、僕乗れないんですが……」とすぐに明かして、報道陣を沸かせた。

ウナギノボリ

 12年にトニー賞で最優秀作品賞にノミネートされた「VENUS IN FUR」は、ブロードウェーミュージカル「CHICAGO」の演出家、ウォルター・ボビーさんが手がけ、今回が日本初演となる。稲垣さんは「台本を見たときは、せりふが多くてびっくりしましたし、ノンストップで進む難しいお芝居。本当にジェットコースターという表現がぴったりなんですよ」と説明し、「仕事でジェットコースターに乗らなきゃいけなかったんですが、僕は乗れなくて、(SMAPの)みんなに怒られた」と苦笑。「メンバーもぜひ舞台を見に来てほしい。舞台という名のこのジェットコースターなら一緒に乗れる!」とアピールした。

 劇中では中越さんがセクシーな黒の下着姿を披露するなど、刺激的なシーンが多く、稲垣さんは「毎晩、エナメルのボンテージに身を包んだ中越さんが出てくる。夢を(中越さんに)支配されています」というと、中越さんも「最後は稲垣さんを縄でしばったりもする。申し訳ないけれど楽しいですよ。けいこをしていても、つい笑いたくなる」とまんざらでもない様子。稲垣さんは「僕はいじめがいがあるでしょ。光栄ですよ、こんなすてきな方にいろんなことされるのは」と語って中越さんを笑わせていた。

 物語は、劇作・演出家(稲垣さん)が自作戯曲の主演女優オーディションが期待外れに終わりイライラしているところに、劇中のヒロインと同じ名前の女優(中越さん)が駆け込んできて、なりゆきで彼女のオーディションをすることになる。演じてもらう戯曲は、美ぼうの貴婦人に引かれて彼女の奴隷となる契約を結ぶ青年の物語で、オーディションが進むにつれ、いつしか2 人の関係は逆転していく……という展開。8~23日は同会場、27~30日は森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区)で上演される。(毎日新聞デジタル)

写真を見る全 5 枚

芸能 最新記事