上白石萌音:映画初主演を周防監督が絶賛

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 周防正行監督の最新映画「舞妓はレディ」の製作発表会見が9日、埼玉県川口市内に作られたオープンセットで行われ、800人を超えるオーディションでヒロインに抜てきされ、映画初主演となる上白石萌音(もね)さんが登場。周防監督から「こういう子とめぐり会えたことに感謝しています」と絶賛されニッコリしていた。

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 上白石さんは11年の東宝「シンデレラ」オーディションでグランプリの上白石萌歌さんの姉で、自らは同オーディションで審査員特別賞に選ばれている。会見冒頭では舞妓(まいこ)姿で踊りを披露。同映画を20年にわたって構想してきたという周防監督は、上白石さんについて「新人で映画初主演ということで苦労するだろうなと思っていたのに、逆に助けられることが多い。出来のいい娘。企画の段階では生まれてなかったのに、こういう子とめぐり会えたことに感謝しています」と運命の出会いを喜んでいた。

 映画は、舞妓になることを夢見て青森から京都の花街にやってきた少女の成長物語。歌ありダンスありで、笑いや涙を交えて描かれる。上白石さん演じる春子が見習いに入るお茶屋の女将役で富司純子さん、なじみの旦那(だんな)役で長谷川博己さん、春子のあねさん芸妓(げいぎ)として周防監督の妻の草刈民代さんが出演する。

 会見には上白石さんのほか、富司さん、長谷川さんも登場。周防監督作品に初出演の3人は、草刈さんと周防監督の夫婦仲のよさを暴露。富司さんが「この暑さのなかでスタジオも熱気がすごいんですけど、2人のラブラブぶりにあてられてすっごいテンションが上がっておりました。とっても素敵なご夫婦」といい、長谷川さんも「ラブラブだった」と同意すると、周防監督は「そんなことないと思うんですけど……」とテレていた。

 同映画は14年秋公開。(毎日新聞デジタル)

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