天空の城ラピュタ:“バルス祭り”効果? 放送14回目も視聴率18.5%と上昇

14回目の放送にもかかわらず18.5%の高視聴率を記録した「天空の城ラピュタ」(C)1986 二馬力・G
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14回目の放送にもかかわらず18.5%の高視聴率を記録した「天空の城ラピュタ」(C)1986 二馬力・G

 2日に日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」で放送された宮崎駿監督の名作アニメ「天空の城ラピュタ」の平均視聴率が18.5%を記録したことが、ビデオリサーチの調べ(関東地区)で分かった。14回目の放送にもかかわらず、前回(11年12月)の平均視聴率(15.9%)を上回り、視聴者が劇中に合わせて滅びの呪文「バルス」をSNSや掲示板に一斉に書き込む“バルス祭り”も毎秒14万3199ツイートとツイッターの世界最高記録を更新するなど、視聴率に貢献した格好だ。

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 また動画サイトの「ニコニコ動画」でも2日午後8時半から実況番組「~天空の城ラピュタ~ みんなで一緒にジブリ作品を見よう」を放送。スタジオジブリプロデューサーの鈴木敏夫さん、日本テレビプロデューサーの奥田誠治さんらが登場して話題を呼んだ。テレビでは88年からこれまで13回放送され、89年7月放送の22.6%(同)を最高に、過去6回で平均視聴率20%超え(同)を記録している。

 「天空の城ラピュタ」は、86年に公開された劇場版アニメ。鉱山の町で働く少年・パズーは、青い石のペンダントをした少女シータが目の前に落ちてきたことをきっかけに、空に浮かぶという伝説の城「ラピュタ」を探し求める冒険の旅に出る……というストーリー。(毎日新聞デジタル)

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