注目の新譜:サザンオールスターズ「ピースとハイライト」 新曲発表で5年ぶりに活動再開

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 2008年8月のコンサートを最後に無期限の活動休止中だった「サザンオールスターズ」が、5年間の沈黙を破り活動再開。シングル「ピースとハイライト」(ビクターエンタテインメント)を7日に発表した。

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 このシングルには4曲の新曲が収録されており、タイトル曲の「ピースとハイライト」はメンバー全員の出演も話題となっているフォルクスワーゲン「New Golf」のCMソング。「蛍」は12月21日に公開される岡田准一さん主演の映画「永遠の0」の主題歌。桑田佳祐さんが長嶋茂雄さんと松井秀喜さんへの国民栄誉賞授賞式を見て歌詞を書きはじめたという「栄光の男」は三井住友銀行のCMソング。そして、「人生の散歩道」は原由子さんがメインボーカルをとっている。

 「ピースとハイライト」は国民的バンドの復活にふさわしく、ファンファーレのような華やかなブラスサウンドで始まるポップな楽曲ではあるものの、歌詞は近隣諸国との緊張感漂う関係を連想させる極めて社会的な内容。復活を祝うお祭り騒ぎの歌ではなく、活動休止などなかったかのような通常運転モードの新曲は、新たなスタンダードナンバーとしてリスナーの生活に溶け込んでいくに違いない。

 シングル「ピースとハイライト」は全4曲入り。完全生産限定の納涼サマーポンチョが付いた“胸熱35”カートンボックスは2500円。通常盤は1400円。特大ステッカーシートが付いたアナログ盤は2200円。10日から始まる野外スタジアムツアーでは会場限定盤が発売される。(毎日新聞デジタル)

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