AKB48じゃんけん大会:カラフル衣装にも注目 ご当地系、パフォーマンス系など個性豊か

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 34枚目のシングルを歌うメンバーを決める「AKB48 34thシングル選抜じゃんけん大会」は、SKE48兼AKB48の松井珠理奈さんが4代目じゃんけん女王の座に輝き幕を閉じた。今年4回目を迎えたじゃんけん大会だが、毎回出場メンバーがそれぞれ工夫を凝らした“衣装対決”にも注目が集まる。今回はA~Hのブロックごとに3回戦まで一気に対戦する形式をとったため、1人1衣装で、衣装チェンジはなかったものの、それぞれに特技を生かしたパフォーマンス系や出身地にちなんだ服装を身に着けた“ご当地系”が目立った。また、定番のセクシー系や趣向を凝らしたキュートな衣装も次々に登場し、1万2000人のファンの目を楽しませた。じゃんけん大会を衣装で振り返る。(毎日新聞デジタル)

ウナギノボリ

 特技を生かした“パフォーマンス系”では、忍者の衣装で登場しバク転を披露した湯本亜美さん(AKB48研究生)やサックスを演奏した古畑奈和さん(SKE48)、着物姿で登場したかと思いきや、着物を脱いで小悪魔に変身した渡辺美優紀さん(NMB48)、神輿(みこし)に乗ってねじりはちまきに「おもてなし」と書かれた法被姿でノリノリで登場した大島優子さん(AKB48)が強烈な印象を残したほか、中村麻里子さん(AKB48)が前田敦子さんのものまねで人気のキンタロー。さんの格好でものまねを披露するという“逆輸入”が笑いを誘っていた。

 出身地やゆかりのある土地にちなんだ“ご当地系”では仙台市出身の岩田華怜さん(AKB48)がNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の海女姿で登場したほか、HKT48とAKB48兼任の兒玉遥さんが博多名物の明太子の妖精、SKE48の松本梨奈さんがしゃちほこをかたどった衣装、JKT48とAKB48兼任の野澤玲奈さんがインドネシアの伝統衣装で登場。また「(恒例の)赤いドレスは着ない」と公言していた小嶋陽菜さん(AKB48)は千葉県船橋市の非公認ご当地キャラ「ふなっしー」とともにジャンプしながら登場しファンの度肝を抜いた。

 定番となりつつある“セクシー系”では、小嶋菜月さん(AKB48)がアニメ「ルパン三世」のヒロイン・峰不二子をほうふつとさせるボンデージ姿、近野莉菜さん(AKB48)がマーメイド風ドレス、菊地あやかさん(AKB48)が網タイツをはいた女性警官、小柳有沙さん(NMB48)がガーターベルトがセクシーな堕天使、佐藤聖羅さん(SKE48)がアニメ「ヤッターマン」のドロンジョ様のコスプレで登場し、会場のファンの目をくぎ付けにする一方、“姫系”や魔法少女、動物の着ぐるみに身を包んだキュート路線の衣装も奮闘した。佐藤亜美菜さん(AKB48)が赤ずきんちゃん、佐々木優佳里さん(AKB48)が「不思議の国のアリス」風の衣装、入山杏奈さん(AKB48)が白雪姫の格好で登場した。また、渡辺麻友さん(AKB48)の男装、柏木由紀さん(AKB48)の巫女(みこ)、北原里英さん(AKB48)のウナギイヌ、大場美奈さん(AKB48)の博士、島田晴香さん(AKB48)のジャイアンなど“正当派”のコスプレも登場し、大会を盛り上げた。

 前回、岩のかぶりもので話題になった内田眞由美さん(AKB48)は今回も電飾を付けた岩、「フレッシュレモンになりたいの」というキャッチフレーズで知られる市川美織さん(AKB48)は例年通りレモンのかぶりものという信念を貫く衣装で対戦に臨んだ。

 来年もじゃんけん大会が行われるならば、それぞれの思いを形にした衣装にも注目したい。(毎日新聞デジタル)

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