いちえふ:原発ルポマンガが大反響で緊急連載 福島第1の“労働記”スタート

モーニング44号とDモーニングに掲載された「いちえふ 福島第一原子力発電所案内記」のイラスト=講談社提供
1 / 1
モーニング44号とDモーニングに掲載された「いちえふ 福島第一原子力発電所案内記」のイラスト=講談社提供

 事故後の福島第1原発で作業員として働いた経験をつづった新人・竜田一人さん(48)のルポマンガ「いちえふ」の連載が、31日発売の週刊マンガ誌「モーニング」(講談社)48号と同日配信の電子書籍版「Dモーニング」で始まることが24日、明らかになった。連載タイトルは「いちえふ 福島第一原子力発電所労働記」で、3日発売の同誌44号と同日配信のDモーニングに掲載された読み切り作「いちえふ 福島第一原子力発電所案内記」が大きな反響を呼んだことから、急きょ決定した。

ウナギノボリ

 「いちえふ」は、現在48歳の竜田さんが、東日本大震災の後、同原発の作業員になった経緯や“1F(いちえふ)”と呼ばれる福島第1原発で働く様子を描いたルポマンガ。「モーニング」主催の新人賞「第34回MANGA OPEN」の大賞を受賞した。

 冒頭4ページをカラーに変更して掲載された「いちえふ 福島第一原子力発電所案内記」では、防護服に身を包み、自身の被ばく線量を測定しながら働く現場や立ち入り禁止となっている原発周辺の状況などが描かれた。(毎日新聞デジタル)

マンガ 最新記事