アニメ「機動戦士ガンダム」のプラモデル「ガンプラ」の作り手世界一を決めるコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ(W杯)2013」の日本代表決定戦が24日、東京・秋葉原の「UDX アキバ・スクエア」で行われ、14歳以下のジュニアコースで、ニューガンダムやギラ・ドーガなどをベースにした小学4年の畑めいさん(10)の作品「人の心の光」がグランプリに選ばれ、V3を達成した。また15歳以上のオープンコースでは、ニューガンダムをベースにした山内俊平さん(42)の「宇宙世紀最強の機体」が優勝。2人は日本代表として、12月22日に東京・台場の「ガンダムフロント東京」で行われる世界大会に出場する。
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解説:新たな“最高峰”を目指したガンプラ 45周年のこだわりとは
ガンプラビルダーズW杯はバンダイが主催し、ガンプラの工作や塗装技術、アイデアなどを競う国際大会。11年から始まり、3回目となる今年は、昨年と同じ日本、イタリア、オーストラリア、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、北米(米国・カナダ)、中国、韓国、台湾、香港、タイの13エリアが参加予定。それぞれ予選を勝ち抜いた各国代表が、チャンピオンの称号を懸けて激突する。
今回、オープンコースの最終候補25作品とジュニアコースの5作品、合わせて30作品の中から、一般投票と特別審査員などの最終審査をへて、日本チャンピオンが決定。見事V3を達成した畑さんは、「通常の3倍うれしい」とアニメ「機動戦士ガンダム」で使われたフレーズを引用し、喜びを表現。また、山内さんは「まさか選ばれるとは思っていなかった。応援してくれた方々に感謝します」と笑顔を見せていた。
日本代表決定戦は21日から同所で開催されているイベント「ガンプラEXPOワールドツアージャパン2013」内で行われ、プレゼンターとして、ガンダムの「一年戦争」を題材にしたマンガ「機動戦士ガンダム サンダーボルト」の作者として知られる太田垣康男さんが登場し、イベントを盛り上げた。(毎日新聞デジタル)
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