おおかみこどもの雨と雪:細田守の大ヒット作が12月にテレビ初放送

(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会
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(C)2012「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

 2012年に公開され大ヒットした細田守監督の劇場版アニメ「おおかみこどもの雨と雪」が12月20日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)で地上波初放送されることが明らかになった。放送枠を25分拡大し、本編ノーカットで放送する。

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 「おおかみこどもの雨と雪」は、「時をかける少女」「サマーウォーズ」を手がけた細田監督の3年ぶりの新作として12年に公開。主人公・花と“おおかみおとこ”との出会いから恋愛、結婚、出産、子育て、“おおかみこども”の雨と雪の成長と自立までの13年間を描いた。花の声を女優の宮崎あおいさんが、花と子どもたちを優しく見守る“おおかみおとこ”の声を俳優の大沢たかおさんが担当。興行収入は42億2000万円を記録する大ヒットとなった。

 宮崎さんは「『おおかみおとこ』や『おおかみこども』がでてきたりと、設定は少し変わっていますが、とっても大きな愛の形を描いていると思います。大人も子供も楽しめる作品なので、ぜひ家族みんなで見てください」とコメント。以前から細田作品の大ファンだったという大沢さんも「お話をいただいてから現場に入るのをとても楽しみにしていました。実際、現場に入ってみると声のみの仕事にもかかわらず、まるでそこで演技をしているかのような気持ちになる不思議ですてきな時間を過ごしました」と収録を振り返り、「この作品を一人でも多くの方にご覧いただき、優しさや力強さが皆様に伝われば」と話している。

 「おおかみこどもの雨と雪」は、日本テレビ系で12月20日午後9時~11時19分に放送。細田監督直筆のキャラクターイラスト入りサイン色紙などをプレゼントする企画も実施する。(毎日新聞デジタル)

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