鈴木保奈美:きょう仕事始め 年末は「紅白」のあまちゃんステージに感涙

NHKのスペシャルドラマ「足尾から来た女」の会見に出席した女優の鈴木保奈美さん
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NHKのスペシャルドラマ「足尾から来た女」の会見に出席した女優の鈴木保奈美さん

 2週連続で放送されるNHKのスペシャルドラマ「足尾から来た女」の前編(18日放送)の試写会が8日、同局で行われ、女優の尾野真千子さん、鈴木保奈美さん、俳優の柄本明さんが会見に登場した。今日が2014年の仕事始めとなった鈴木さんは、年末は「NHK紅白歌合戦」などを見て過ごしたといい「あまちゃん(の特別ステージ)で、泣きそうになりました」と明かした。

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 一方、年末年始は、実家で家族ともちつきをするのが恒例という尾野さんは「今年は実家に帰って、2年ぶりに実家でもちつきをしました」と話し、14年の抱負を聞かれると、「今年は今年で“ニュー真千子”として、また違った面も見せていけたら」と笑顔で語った。

 「足尾から来た女」は、日本初の公害事件とされる「足尾鉱毒事件」をモチーフとしたドラマ。明治時代末期が舞台で、足尾銅山の鉱毒で田畑を汚染された栃木県谷中村の娘・新田サチ(尾野さん)が、田中正造(柄本さん)の仲介で東京の女性活動家・福田英子(鈴木さん)宅に家政婦として派遣され、見知らぬ東京の地で社会主義者や、石川啄木や与謝野晶子ら明治時代の文化人といった多彩な人物と交わりながら成長する姿を描く。

 鈴木さんは「明治の女性を演じるのは今回が初めて。なかなか知るチャンスのなかった時代、人物に触れられ、とても面白い“旅”をさせてもらった」とコメント。自身が演じた福田英子については「キレイで頭がよくて行動力もあって、それなのにダメ男を好きになる……(笑い)。こんなにカッコいい女性はいない」と評し、「40代の女優なら誰でも演じてみたい役。いろんな人に自慢したい」とにっこり。また尾野さんは「とてもいい出演者に囲まれ、とてもいい出会いをさせてもらった」と感謝の言葉を述べ、「全部のシーンが印象に残っている。見どころは“ココ”って決められないくらい」とアピールした。

 ドラマ前編は18日午後9時、後編は25日午後9時にNHK総合で放送予定。

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